寝る部

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誰からも好かれようとしてません?俺を無駄な完璧主義から救ったものとは?

あなたは「血液型占い」をご存じだろうか。

 

血液型で人の性格が決まるという風説である。一種の偏見であって、あまり良くないみたいだが、ちょっとした会話のきっかけになることは確か。まあ、君もそうあまり目くじらを立てずに、適当に読み流してくれればいい。

 

 

俺はかつて人の反応を気にし過ぎる傾向があった。「全員から好かれたい」という〝身の程知らずな野望〟を無意識下に抱いていた。いや野望というか、あるいはうぬぼれというか。つまり「自分は誰からも好かれっぜい!」と思い込んでいて、そんな自分を誇らしく思っていたのである。でも誰からも好かれる人なんて、この世に存在していない。まずそれは、ありえない。だから俺はいわばテストで100点を取ろうとムキになる完璧主義者よりもたちが悪かったのだ。200点を目指していたのだから。そんなんでは精神的に参ってしまうかもしれなかっただろう。

 

しかしそんな俺を救ったのが〝血液占い〟だった(考えてみると、かなりしょうもないものに救われたものだ)。なんとなく過去の人生を振り返ってみると、自分と合わなかった少年野球の監督や、新聞配達のアルバイトをしていた時の主任や、大学の女など、全部同じ血液型だったのである。別にその血液型のやつでも、いい奴がたくさんいることも確かだ。しかし大小様々な部分で俺とうまく行かないやつは、ほぼその血液型なのだ。

 

「あ、俺はこの血液型が合わないのか。」と思い、ある程度ターゲットを絞ってしまうことが現実的だと考えるようになってブレークスルーした。

 

別に絶対血液型占いが当たっていると断言する気もなく、その血液型は滅亡しろとも全然思わない。何度も言うように、その血液型でもいい奴はいっぱいいるのである。でもその血液型に警戒心を持ち、相性が合わない感じがあったら、そっと距離を取るようにしたり、変に彼らの顔色をうかがい過ぎないように心がけたら、かなり楽になった。

 

■本当に血液型で人の性格が決まるわけないのか?

「血で人の性格が決まるわけないじゃん」
と君は言うかもしれない。

 

確かに血液型で人の性格が決まる理由はない。実際科学的根拠はないらしい。しかしながら「血液型占い」を信じるか信じないは別として、それを知らない人が周囲にいるだろうか?

 

「A型はどういう性格で」「B型はどういう性格で」という風に、日本人でもはや知らない人はほとんどいないだろう。知らないのはせいぜい年寄りくらいではないだろうか。つまり血液型占いは否応なく日本人の「思考フレーム」として根付いてしまっているということは言えるのである。そして「思考フレーム」が人間の性格を決めるというのは、飛躍ではないだろう?だから結構侮れない風説だと俺は思っている。

 

まあ、それはともかく、どうしても多くの人から好かれようとしてしまって疲れるような人がいたら、ちょっと自分の中でそうやって周囲の人間をカテゴライズしてみるのはおすすめ。落ち込む回数は格段に減る。