「人間の体内時計は25時間だ」
という説にしたがい、
生活サイクルをそれに合わせてみる。
つまり「睡眠時間7時間、起床時間18時間」で毎日のスケジュールを組む。
そうすれば果たして快適なのか、俺の収入は増えるのか減るのかを検証してみる企画である。
今、その5日目(5睡眠)を終えたところだ。
そろそろデータも集まってきつつある。
25時間生活は、午前に就寝しなければいけない日や、午後に就寝しなければいけない日や、普通に夜に寝る日がある。
今日はそのそれぞれをよく分類してみよう。
■ちなみに今日は1時間早く起きた。
ちなみに今日の予定は11時~18時だったが、17時に起きてしまう。
昨日寝る前に水をがぶ飲みしたためだ。寝る前に食べたペヤングのこしょう、そのあと食べたピーナッツの塩のせいで、のどが渇いた。
その結果小便したさで1時間早く起きる結果となった。
■〝昼寝〟したくなる傾向が読めた
つまり今日の睡眠時間は6時間。
1時間足りない。
おそらくこれから1回は眠くなることだろう。
しかし俺はもはや〝昼寝〟(←必ずしも昼に寝ることではない。25時間生活においては、規定の就寝時間以外に寝るという意味だ)のパターンは把握している。
いつも眠くなるのは、起床から8時間経過した時だ。
6時間睡眠だった日は、きまってこの時間に眠くなる。
今日は5時起床だから、夜中の1時頃眠くなるはずだと読む。
■就寝時間で3つに分類してみる。
さて、この5日間は行き会ったりばったりで、就寝時間と起床時間を考えていた。
めまぐるしく毎日を消化しているだけだった。
そろそろ、もっとしっかり25時間生活全体はどのようなものかを確認してみようと思う。
就寝時間と起床時間の関係はこのようになる。
24日で一周する。
ではその24日を、
①朝~昼にかけて寝る。
②昼~夜にかけて寝る。
③夜~朝にかけて寝る。
で3つに分類してみよう。
このようになる。
よく観察してみると、特にきついのが、9日目「8時就寝15時起床」から12日目「11時就寝18時起床」辺りだろう。ここはデッドゾーンだ。
こういう時に昼間になにかしなければいけない役所の重要な手続きなどが当たってしまうと、えらい目に遭うことがわかる。
スーパーなどで飯を買うこともままならない、
宅配の受け取りも難しい、
試練の4日間である。
そこをピークにして、なだらかに過ごしやすい社会的な生活に変貌していく。
21日目~24日目、1日目~4日目までの8日間が社会的に折り合いが付けやすい日だ。
24日のうち8日だけ。
基本的にあとの16日は「社会不適合者的スケジュール」だと判明した。
これが25時間生活をかなり難しいものにしている原因だ。
こりゃ、普通に外で仕事をしている人にはまず無理だ。
しかし俺のようなフリーランスの場合は必ずしもそうではない。
つまりこの8日間に色々仕事などを獲得したり、交渉したりする日にもって行き、あとの16日間は実際に一人で仕事をしたり、個人的に力を蓄える日ということにすれば、なんとかなるのかもしれない。
実際24日のうち、8日も絶好調な日がある、という見方もできなくもない。
いままで俺を振り返るに、結局3分の2くらいは睡眠不足などで不調な日々を送っていたような気がする。
とりあえずこのペースで1周を終えてみよう。
第8回