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読みづらい翻訳小説をすらすら読みこなせるようになる5つの方法。

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翻訳小説って難しいですよね。

 

小説は、あなたに素晴らしい余暇の時間と、新しい知見を与えてくれる素晴らしいもの。まして翻訳された本を読めば、海外の名作やベストセラーを楽しむこともできます。

しかし翻訳小説はとにかく読みづらい。

言葉は頭に入ってこないし、退屈。大切なお金を払って買ったのに、最後まで読まなけいのは、ちょっぴりもったいない。そしてそのうち翻訳小説から離れてしまうということがあるのではないでしょうか。

私はこの十年で海外の小説をかなりたくさん読みました。1000冊は読んだと思います。私はどちらかというと理系脳で、もともと読解力があるほうではありませんでした。しかし私はミステリー小説を書きたかったので、たくさんのミステリーを読んで勉強する必要があったのです。

そして何度も何度も挑戦していく中で、翻訳小説を読みこなす「コツ」みたいなものを発見しました。それほど大変でもない、ちょっとしたことを心掛けるだけで、展開を見失ったり、おびただしい数の登場人物に混乱してしまったりすることがかなりなくなったのです。

その方法は5つ。

ぜひとも、かつての私のような「翻訳ものアレルギー」を克服して、古今東西の名作を存分に楽しみましょう!

翻訳小説をすらすら読みこなす5つの方法。

では私が心がけている5つの方法をご紹介しましょう。

翻訳小説をすらすら読みこなす方法その1――手で登場人物の名前を書く。

一番翻訳小説を読む上でネックになるのが登場人物の名前。山田とか太田とかならわかりやすく、記憶に残りやすいのですが、アンドレイとか、リチャードとか、ジャックとか、とにかく登場人物の名前がぴんと来ない。そのせいでキャラ同士の関係がわからなくなってしまいます。そして展開を見失ってしまいます。

私がたどりついた対策は、新しい登場人物が現れたら、その名前を紙に書くという方法です。

いらない紙を用意して、ただ名前を書き写すだけ。相関関係図などを無理に作る必要はありません。変に完璧主義になる必要はありません。ただ書くだけでOK。むしろまだ状況がわかっていなかったりするから、相関関係図というものは読み進めながら書くことは難しいですよね。

この「手を使って書く」という作業は不思議なもので、この一作業だけでかなり頭に残ります。

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日を改めて読む時も、その紙を開いておくのがコツ。すると「あれ、これは前に出てきた人だっけ?」ということになった時も、自分が書いた字を読むことで、記憶がよみがえるのです。

特にドストエフスキーなどを読む場合は、ロシアの名前なのでかなり難しい。ニックネームもロシアはわかりにくい。でもこの方法を使えば、挫折を避けられます。

翻訳小説をすらすら読みこなす方法その2――毎日時間と分量を決める。

現代小説などの、上手にリーダビリティを上げるテクニックが使われて書かれている小説ならば自ずと先に読み進められますが、特に古典の小説はそういったテクニックはあまり使われていない場合があります。そのせいで展開に馴染めず、ちゃんと読めているのかが不安になってしまうパターンがあります。古典はとりあえず読み進めると、次第にわかるということもあるのです。

したがって面白かろうが面白くなかろうが毎日1時間で、50ページ読むなどと決めて、そのペースを守りながら読み進めるのがおすすめです。結果的に最後まで読了できます。

面白くて先が気になるから50ページ以上読むこともおすすめしません。むしろ面白そうなところでやめておく方が翌日も読むモチベーションが上がります。

翻訳小説をすらすら読みこなす方法その3――電車などで読まない。

本というと、外でも読める手軽さが利点ではありますが、翻訳小説に限ってはちゃんと机で読むようにしましょう。「その1」でも述べたとおり、登場人物の名前を紙に書く作業はした方がいいのですが、電車の中ではそれができません。それほど気合いを入れる必要もないけれども、でもやっぱり机で読むようにした方が挫折率は下がります。

翻訳小説をすらすら読みこなす方法その4――しおりはふせんを。

実はしおりというのは扱いがやや面倒です。落としたりして、どこまで読んだか分からなくなってしまうのは翻訳小説では致命的です。それほど気合いを入れる必要もないけれども、「あれ、ここまで読んだっけ……。まだ読んでないっけ……」と、無駄に集中力が削がれてしまうような要素は極力減らしたいところ。それに、昨日までの成果が台無しになることは、読み続けるモチベーションの低下につながります。

おすすめは、しおりを付箋にすること。付箋ならばしおりが落ちたりしませんし、最悪な事態が避けられます。

翻訳小説をすらすら読みこなす方法その5――最悪、超速読で読んでしまう。

翻訳小説だからといって必ずしも面白いとは限りません。面白さというのは相対的なもので、あなたの感覚とどうしても合わない場合があるからです。そのような時に毎日50分50ページをこなすのはとても辛くなってしまいます。また文章があまりにも良くない場合もあるのが翻訳の特徴。

そのような場合は見切りをつけてしまうのも一つの手です。

とてつもない猛スピードでガンガン先を読み進めるという目的に切り替え、一気に最後まで読んでしまっても良いでしょう。

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例えば「薔薇の名前」と言うウンベルト・エーコの傑作ミステリーを読んだことがあるのですが、これが私にはつまんなくてつまんなくてしょうがなかった。ひたすらイタリアかどこかのイデオロギー論争が続いて物語が展開しない。ドストエフスキーでも思想などの主張があまりにもくどく書かれている場合があります。

そのような時は、別に読み流しても大丈夫です。

むしろ完璧主義に陥って「0か100か」になってしまうならば、とりあえずざーっと読んでいってしまいましょう。

ウンベルト・エーコですが、私は中盤はほぼ読み流しました。確かに「こんな雑な読み方でも大丈夫かな」と心配にもなりました。しかし最後にミステリーのトリックが明かされたところまで読むと、大体大まかな流れはわかりました。そしてそれなりに楽しめました。別に大丈夫だったのです。

翻訳小説では、こういうことはよくあります。

あまりにも退屈なら、超速読で一気に読んでしまいましょう。むしろ完全に諦めてしまうほうが損。ざーっとでも目を通しておけば、もう少し年齢を重ねた時に、その退屈な部分の面白みに気づけることもあります。

まとめ

以上、「読みづらい翻訳小説をすらすら読みこなせるようになる5つの方法」でした。

とりあえず白い紙を用意して、「登場人物の名前を手で書く」というこの一作業だけでも行うようにすれば、かなり翻訳小説を読みこなせるようになります。

 私が読んでほしいのはシェイクスピアです。

本当に面白いのに、どこか堅苦しくて読みにくい高尚な読み物と勘違いされているのが悔しいと思っています。

 海外小説を読み教養を深め、あなたの人生がもっと充実されることを願っております。

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