寝る部

誰よりも寝ることにストイックな男が、寝る間を惜しんで「寝る」と「あるある」を研究するブログ

25時間生活をすると、〝順番抜かし〟のおばちゃんに文句を言えなくなるかもしれない(25時間生活第13回10月26日金曜日)

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25時間生活、11睡眠を終えた。今日はこれから18時まで起きて~1時まで寝るスケジュール。いよいよ夜寝る生活にこれから突入していく。とりあえずのところ、寝起きに関しては順調。

 

いま11時くらいになりそうだけれども、しかしやっぱりこの午前中が辛い。昨日俺が起きたのは0時だ。だから今は起きてからちょうど11時間が経過しているわけだ。つまり毎朝6時に起きている人なら、夕方17時に相当するわけだ。それなりに一日の疲れもたまっている時間帯なのである。

 

しかしながら「午前中というのは、頭はシャキッとしているもの。」「活力にみなぎっているもの」という固定観念が俺の頭にこびりついているから厄介だ。俺はもともと朝に強い方でもないが、それでも考えてみると37年の人生で、80%くらいはやっぱり朝に起きてきただろう。いや90%かもしれない。そして90%はシャキッとした頭で今の午前の11時という時間を過ごしてきたはずだ。それなのに今日は夕方17時に相当する疲労感がある。その感覚のズレが、なかなか慣れない。

 

俺個人の問題だけというわけでもない。さっき朝9時くらいに、家賃の振り込みやら電気代の支払いをするために繁華街に出た。そこでも、このズレの影響が出た。周囲の人達は大抵まだ起きたばかり。一方で俺は、夕方の疲れがたまっている状態。かなり不利なのだ。かなり弱者なのだ。ちょっと世間に対して弱気になっちゃう感じがあるのだ。道の車もガンガン飛ばしているように感じるし、人々はかなりきびきび動いているように見える。俺はどこか臆病で、自信がなくなってくる。チャリで道を渡るのも少し怖いし、銀行のATMに並んでいる時も、ミスしないかビクビクする。仮に図々しいおばちゃんが現れて俺の順番を抜かれても「ちょっと並んでますけど!」みたいに強気に文句を言えるだけの元気がない。まあ実際は別にそういうトラブルもなく、無事に振り込みは完了したが。

 

それにおばちゃんに順番を抜かれるくらいならまだいいが、仕事の単価交渉などで影響が出てしまったら笑えない。気づかないうちに、交渉事における押し引きが下手になってしまわないだろうか。25時間生活は、周囲の人間にモロに自分の弱点をさらしてしまうようなリスクをはらんでいるかもしれない。という懸念は拭いきれない今日このごろである。