寝る部

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新ポモドーロテクニックで勉強効率アップ!タイマーより時計がおすすめのワケ

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「ポモドーロテクニック」って、ご存じですか?

作業25分→休憩5分を1セットとして、それをひたすら繰り返していく方法ですよね。最近はブームが去ってしまったような感がありますものの、一度くらいはビジネスや勉強で活用してみたという方もいるのではないでしょうか。私はこの方法をアレンジした、生産性を飛躍的に上げるテクニックをここでご紹介します。

さらに「寝る部部長」として、夜の熟睡に欠かせないものとして、この「アレンジポモドーロテクニック」をご紹介いたします。睡眠不足は本当辛い。昼間の仕事もはかどらず、対人関係もうまくいきません。でも実はポモドーロテクニックをうまく活用すれば、あなたの睡眠の質は、劇的に向上できます。

それはなぜか?

ここでは「熟睡に繋がる変形ポモドーロテクニック」として、私なりのアレンジ方法をご紹介し、ややブームが過ぎ去った感がなくもないこの方法の、新しい活用法をご提案してみたいと思います。

ポモドーロテクニックとはそもそもどういった方法だったか。

ポモドーロ法は有名なテクニックでないでしょうか。

 「作業25分、休憩5分」というサイクルを繰り返し集中力を引き出す方法です。8年前ほどに流行りました。このテクニック用の「25分、5分」のサイクルでアラームがなるアプリなどもたくさん登場しました。ネット記事を見てみると「ポモドーロで集中力が上がった」とか「勉強がたくさんできるようになった」とか「必ず休憩が入るので集中が長続きする」などといった記述もないことはないですが、しっかりと深く掘り下げたものは少ない。本当にやってるのかなあ?と思わざるを得ません。実際現在はすたれて、あまり注目されていません。

 実は私は、これが流行る前、大学の受験の時なのですが、自然とポモドーロテクニックに似たような方法を発見していました。

「ツカル流ポモドーロテクニック」と本流との違い。

私のやり方は、まるきり同じではありませんでした。いくつか違う点があります。そして私の方法の方が、以上のような経緯から生み出されているだけに、いいのではないかと思います。ツカル流はとにかく強烈な意地とプライドと、決死の要請から生まれています。

違う点は3つ。

順に見ていきましょう。

ツカル流ポモドーロテクニックが本流と違う点その1――時間の分け方が違う

ツカル流は時間の分け方が「25分5分」ではありませんでした。作業50分、休憩10分です。

こっちの方がいい理由は、2つ。

1つ目は、中学校の授業なども50分10分だから慣れているということ。

2つ目は、50分10分は、時間的にちょうどいいサイクルになっていることです。タイマーがいらなくなる。普通の時計でいつ作業で、いつ休憩かがわかる。タイマーは実は便利なようで、曲者です。「いつからはじめてもいい」という状況を作り出してしまうからです。50分10分だと、例えば9時ジャストから始めたら、9時50分で休憩、10時が2コマ目のスタートとなりますよね?つまり時計の長針が、「00分」と「50分」のところへ来た時が、作業と休憩の区切れ目になります。「この区切れ目をズラしたくない!」という心理が働き、休憩を長くしてしまったりする心配がない。

タイマーを使っていると、作業をいつからでもはじめられるので休憩が終わる時に、「あともう5分だけ休ませて。」という気持ちになってしまいます。実は休憩から作業に戻る時が、一番ストレスがかかります。これがポモドーロテクニックの最大の欠点とさえ言えます。だからできればタイマーを使わない方がいいわけですが、とはいえ25分5分サイクルで、タイマーを使わないと、結構「あれ、いつからはじめたっけ?」となりがちで、その辺がユルユルになってしまう危険をはらんでいるのです。

50分10分にして、タイマーではなく時計を使う。

これがツカル流です。

 

ツカル流ポモドーロテクニックが本流と違う点その2――変に集中力を高めない。

さらにもう一つ違う点は、ポモドーロテクニックは25分で死に物狂いで仕事をするという方法ですが、ツカル流はそこまで肩に力を入れないことです。本流は異常に集中力を高められることを利点としていますが、ツカル流は変に集中力をあげようなどとはせず、ただこのプラン通りにやることを大切にしています。

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とにかく作業さえはじめられれば、自然と集中力は高まるものです(むしろはじめるのが大変)。確かに50分の間で途中で飽きてきたりもしますけれども、時計の長針が区切れ目のところに来るまではとにかく休まない。そうしているとまた集中力が戻ってきたりします。むしろ変に「集中せねば!集中せねば!」などと気合いを入れすぎても、集中できるというものでもありません。それに、休憩を切り上げるのが辛くなります。そして「ごめん。あともう5分だけ休ませて。」になってしまう。とにかく机に座る。人生は長い。50分10分のサイクルを崩さないということに「集中」すればオッケーなのです。

ツカル流ポモドーロテクニックが本流と違う点その3――ツカル流は、同じ作業を繰り返さない。

本流では25分5分だけが説明され、「何を」作業するかは特に説明されていません。ツカル流はそこにむしろこだわります。1日1コマ以上、つまり50分以上同じ作業をしません。つまり1日に同じことはたったの50分しかできないという制限があります。

受験科目で言えば、もちろん「数学」を1時間だけしかしなければ、試験日までに絶対に追いつかないと思うでしょう。確かに科目によっては、1日1コマだと、少し配分的に難しいところがある。ところが数学を「ベクトル」と「微分」などという風に2つの分野に分けることはオッケーです。英語は「英文法」と「長文」などと分けてもよいでしょう。そうすれば重要科目にもう少しコマ数を割くことができますよね。

それでもせいぜい1日2コマ程度を限度にして、極力「1日にたくさんのことをまんべんなくする」ことを心掛けていました。

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1日に数学だけをやるのではなく、必ず英語もやる。国語もやる。(はっきり言って、バックは教科書や参考書でパンパンになります。)

またツカル流は作業の順番にもこだわります。

たとえば数学は「ベクトル」と「微分」の2コマをやるようにしたら、できるだけ両者が離れるようにしました。つまりベクトルを終えた次に微分をするのではなく、できれば数学と違う作業、国語や英語などを持ってくるようにプランを立てていました。

ツカル流ポモドーロテクニックはできるだけ一日にまんべんなくやり、しかも極力前のコマと似ていないことをすることを心がけていたのです。

ツカル流ポモドーロテクニックのメリット

ではなぜツカル流の方が、本流より優れているのでしょうか?

これについてはすでに少し述べてしまった部分もありますが、あらためて3つきちんと整理してご説明しましょう。

ツカル流のメリットその1――「切り替え」の回数が減る。

すでに少し述べましたが、ポモドーロの難所は「切り替え」です。25分5分と簡単に言うけれども、むしろ私たちが難しいのは休憩から再び作業に戻る時です。そりゃ最初の1コマ2コマくらいは我慢できても、10コマ、15コマと作業を続けていると、休憩から再び机に座るのは、かなり根性が必要になってきます。「あと5分だけ休ませて」です。それでダラダラと休憩を引き延ばしてしまう。「それならば結局休憩を挟まないで一気にやってしまった方がよかった」ということにもなりかねません。

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50分10分のツカル流は単純にこの難所、「葛藤の瞬間」の回数が、本流よりも半分になります。それからすでに述べましたが、「区切れ目を崩したくない!」という心理的に休憩から戻る気持ちにさせる面でも利点があります。だから本流よりも挫折しにくいのです。

ツカル流のメリットその2――別の作業が「気分転換」になる。

「違いその3」で、「まんべんなくやる。そして、できるだけ似た作業を繰り返さない」ということをお伝えしました。

この利点は、「勉強が気分転換になる」ということです。

数学のあとに英語をやるというのは大変なようで、実は結構効率的です。数式変形ばかりをゴリゴリと繰り返したあとに、英語の長文をやると、一見かなり大変そうですが、実はまったく別の作業なので、なかなか気分転換になります。脳の別の部分を使うせいかもしれません。数式変形をする時に酷使した箇所が、英語をはじめるとよい感じで休まります。ちょっと英語が楽しいと感じるほどです。そりゃもちろん、外でバレーボールやサッカーで身体を動かす方が気分転換になるのかもしれませんが、でも「勉強」という枠組みだけの中でもなかなかよい気分転換ができるのです。少なくとも、なまじゲームやインターネットなどといったものよりかは、英語の方が気分転換になります。

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だから似た作業を繰り返さないというツカル流は有効です。勉強の休憩に、勉強をする。これって最強ではないですか?極力同じ作業をしないような順番で作業をすれば、1日何時間でも勉強ができるようになるのです。

ツカル流のメリットその3――1日単位でなく長期的単位で勉強を進められる。

1日50分だけというのは、それにしても物足りないと感じるかもしれません。

50分でできることなんてたかが知れています。早くベクトルを極めたいのに全然進まない。本当に合格するかどうか不安になってきます。1週間くらい経った時、まったく何もしていないという気さえしてきます。

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だからこそいいのです。

むしろツカル流の狙いは、その不安を生み出すことなのです。

だって本当は、あなたにはベクトルの他にもやらなければいけないことがあるのではないですか?たった一つの分野だけを理解して合格できるのではないはず。勉強に限らず、それはビジネスなどでも同じ事が言えます。ただ目の前の依頼された仕事をするだけでは本当は駄目で、同時に新規クライアントの開拓もしなければいけないはず。社内の整理整頓もしなければいけないはず。別案件のクレーム処理もしておかなければいけないはず。

それなのに一つの仕事をきちんと終えて、キリを付けてしまうのはかなり危険なことです。一つのことが終わって頭もぼうっとしていますから、他のことに注意が向かいません。「いやあよく勉強したぜ」「オイラは偉い!」とうぬぼれて、「さあ帰ろ!」となってしまうパターンです。新規クライアント開拓はいつするの?整理整頓はいつするの?

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ツカル流はこのうぬぼれを完全に抹殺します。

常に全然進んでいないような気がして焦る。翌日も当然やらなければという危機感が生まれます。「俺はなんて駄目なんだ!」という気持ちで「全然時間がない!」「もっと勉強時間を作らなきゃ!」となります。

長期的に見て、どちらがよりたくさんの勉強するかは明らかでしょう?断然後者ですよね。1日単位で仕事を捉えてはいけません。せめて1ヶ月くらいの単位でようやく仕事を終わらせるように調整するからこそ、サボることが減り、大量の仕事をこなせるのです。毎日「今日は、これをやったぞ。」という気持ちがしないからいいのです。しかもそれでいて、「その2」で述べたように、ツカル流は勉強を息抜きにします。だから大量の仕事をこなして、しかもそれぞれのクオリティも高くなる。

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たとえば、あなたはもしも本5冊を、5日で読まなければいけない時、どのように読書プランを立てますか?

もしかすると1日1冊ずつ読み終えていくプランを立てるのではないでしょうか?「1日1冊」と決めて5日ですべて読み終えようとする。なのだけれども実はそれは能率が悪いのです。というのも、1日目、1冊を読み終えた時に「よっしゃ。」と気持ちがダレるから。それから5冊すべてが同じ長さ、同じ難易度という可能性は少ない。もしかして5日目に読もうとした本が思いのほか難解な本で、1日で読み終えられなかったというパターンもありえます。基本的に「終わり」「キリ」をつけないのは、長期的な仕事をこなす時のコツです。1日で終わらない仕事は、1日では終わらないのだから、1日を終えた時点では中途半端なままの方がいいのです。ちょっと気持ち悪いですが、気持ち悪いから翌日も取り組めるのです。

だから正しくは、1日5冊全部を5分の1ずつ読み進めるやり方です。その方が最後までやり抜ける可能性が高い。まず「よっしゃ」が5日目までありません。(でも5日目に「よっしゃ」の5連発になります。)1日を終えた時、どの本もちょっとしか読めていない状態ですから「まだ全然進んでいない!」と焦ります。どちらも同じように全体の5分の1を終えているのですが、ツカル流の方が「焦り」「不安」が出るのです。

 それから別の本を読み進めるため、「飽き」が少ない。頭が切り替えられて集中力が続きます。ツカル流ではない方は、とにかく1冊を読み終えることが目的になり、中盤は全然覚えていないということになります。

最大のポモドーロテクニックの利点は睡眠の質が上がる点。

さて。

寝る部としては実はここからが本題です。

私は「睡眠力」はまったくありません。朝起きることはほとんどできませんし、夜の寝つきも悪い。夜更かしは必ずしてしまう。早く布団に入ろうとしても、どうしても目が覚めてしまうというようなことがよくある。実際大学に入ってからはそんな生活の毎日を送り続け、ダメダメ人間になっていたことは確かです。

が、そんな私でも、先で述べました「悪夢のE判定」事件以来、受験の時はしっかり「0時就寝6時起床」をほぼ完璧に繰り返していました。「3浪野郎のくせに、現役生に全く太刀打ちできなかった」という自分に対して、強烈な怒りを感じて爆発したということは大きな要因でしょう。

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 けれども毎日早寝早起きができた理由は、それだけではありません。1日2日ならまだしも、8ヶ月近く期間があります。緊張感だけで生まれながらの性格が矯正されるのはさすがに難しい。私が早寝早起きができたのは、ツカル流ポモドーロテクニックのおかげでもあったのです。

実はそれに気付いたのはその大分後のことなのですが、「あれ、どうやら1日にたくさんのことをした方が、寝付きがいいぞ」と、受験の時期にツカル流ポモドーロテクニック発見してから15年以上、再びこの方法で仕事をしたり、違う方法で仕事をしたり、ダラダラとフリーランス生活を送ってきた結果、この結論に到達しました。

よく調べてみると、1日に1つのことしかしていない日は、決まって寝付きが悪い。「1日にいろいろな事をする」というのは睡眠、特にその晩の寝付きにとって不可欠なことのようなのです。

おそらく素人ながらに考えてみますと、脳の全体を使うからより睡眠に効果的ということなのではないかと思います。逆に一つの事だけしかやっていないと、脳の一箇所しか使わないので、疲れるは疲れるが、全体としては大して疲れておらず、そのせいで脳が睡眠を必要としないのではないでしょうか。バラエティ豊かな一日を送った方が、決められた時間に眠くなってくるということが言えます。つまりまんべんなくいろいろなことをするこのポモドーロテクニックは睡眠にとってもかなり効果的なのです。

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まとめ――本流、ツカル流問わず、切り替えがカギ。

以上ポモドーロテクニックの新しい形、そしてその再評価をすべく、ツカル流のポモドーロテクニックをご紹介してきました。

「どうしても生産性が上がらない」とか「なにかやり方を変えてみたい」と思っている人は、是非ともこの方法を試してみてください。特に大切なのは1日にたくさんのことをするようにする点。切り替えがすごく難しいというのが言えますけれども、それを乗り越えて多くの作業をすると夜しっかり眠れます。

 このような、シンプルな卓上のデジタル時計がおすすめ。

こちらは木目調の少しお洒落なデザインです。温かみのあるデザインで、インテリアに馴染みます。

では。

私の方法が、あなたのお役に少しでも立ちますように。