寝る部

誰よりも寝ることにストイックな男が、寝る間を惜しんで「寝る」と「あるある」を研究するブログ

新年の目標に最適!【起きがけのトイレ掃除】で運気アップするワケとは。(25時間生活第38回)

f:id:tsukarukatamade:20190102075010j:plain

新年あけめしておめでとうございます。

年の変わりとともに、ついに25時間生活も3周目を終えました。3週目はつい気持ちが緩み、うっかり早く寝てしまうような日もありましたが、それでも、あなたの応援のおかげで、何とか成し遂げることができました。この勢いのまま、なんとか2019年では、「25時間生活」という素晴らしいライフスタイルを日本社会全体に浸透させられるようにがんばります!

さてあなたも新しい年を迎えて、いろいろ目標を考えていらっしゃるかもしれません。ジョギングやダイエット、禁煙、瞑想などでしょうか。

もしもいまいち手頃な目標が見つからないという人は是非「寝る部が起きたらやっていること」をおすすめします。

それは「起きがけのトイレ掃除」です。

――ベタだなあ……

と思ったかもしれません。確かにビートたけしや和田アキ子が実践している運気アップの習慣としてかなり有名です。

でもあなたはその運気がアップする理由を、本当に知っているでしょうか?

レベル別トイレ掃除のやり方。

まずはレベル別にトイレ掃除の方法についてご説明します。

あなたの「根性レベル」によって、以下の方法から選択しましょう。

トイレ掃除のやり方その1――ブラシを使う。

うんちとの距離――20㎝

レベル――★☆☆☆☆

もちろんブラシを使うのが一番通常のやり方で、所詮私も基本的にはこれです。でもブラシというのは実はうんこ以上に汚くなっていくことに要注意。こまめに買い換えるようにしましょう。最近はトイレのふちなども磨きやすくなる変形のブラシがあって、かなり便利です。

※これならば先っぽが流せて、とても清潔です。

※アルカリ性の洗剤より、やっぱり酸性の洗剤の方がよく落ちます。

※確実にうんちを触らないようにするならば、このような使い捨てのゴム手袋も買いましょう。

トイレ掃除のやり方その2――歯ブラシを使う。

うんちとの距離――10㎝

レベル――★★☆☆☆

ややうんことの距離が近づきますが歯ブラシを使うとより細い縁などを洗うことができるようになります。もちろん使っている歯ブラシではなく使い終わった歯ブラシです。もしも間違えてしまったら地獄と言っていいでしょう。

トイレ掃除のやり方その3――やすりを使う。

うんちとの距離――10㎝

レベル――★★★☆☆

どうしても取れない黄ばみや、おしっこが固まった汚れを取るのは最終手段として紙やすりという方法もあるのをご存知でしょうか。

私はガンプラをよく作っているのでたくさんペーパーがあります。これを割り箸の先に両面テープでくっつけてこすると、よく汚れが取れます。(でももちろん便座に直接こすると傷がついてしまうので注意してくださいね。)

トイレ掃除のやり方その4――トイレクイックル。

うんちとの距離――5㎜

レベル――★★★☆☆

あなたは、いよいようんちと1㎝未満の距離まできました。ですがトイレクイックルならはうんことを紙一枚挟んでいますし、それほど抵抗なくできるのではないでしょうか。

ちなみにトイレ掃除をする順番は「タンク→便座→床」が実は最も合理的。実は床はかなり汚いので一番最後にしたほうがいいです。もし便座を洗ったトイレクイックルで床も磨くのがいやなら、もったいないけれどもう一枚使いましょう。

 

トイレットペーパーとアルコールでも代用できますが、トイレットペーパーだとうんちを拭いた切れ端がちょこちょこ散らばってしまうんですよね。だからそれを掃除すれば、結局うんちを触っていることと大差ありません。

だからやっぱり大定番「トイレクイックル」。そういえば、私はこれで力一杯ごしごし磨こうと夢中になっているうち、気付くと、もう片っぽの手が、便座を直で持っちゃってたことがあります。

トイレ掃除のやり方その5――雑巾。

うんちとの距離――0㎜

レベル――★★★★★

雑巾で便座を洗う。便器の中に溜まった水で雑巾を絞りながら掃除していきます。これはかなりの〝きょうじゃ〟と言えるでしょう。達人。猛者。私も便器の中の水で雑巾を絞る勇気はさすがに出ません。

トイレ掃除のやり方その6――完全なる手。

うんちとの距離――0㎜

レベル――神

いよいよ最後の最終到達地点がこれです。雑巾さえ使いません。私は映画かドキュメンタリーかで実際に素手で洗っている人を見ただけですが、手の平で便器をなでるように洗い、適宜爪を活用し、うんちをかりかり取っていくという奥義。ここまでくると、神というか、死刑囚というか、とにかくなにかを超越したことは間違いないでしょう。

でもこれができれば本当に運気アップは間違いなさそうな雰囲気はあります。あなたも、いつか挑戦してみましょう。

トイレ掃除で運気が上がる5つの理由

かといえ、レベルが高ければいいというものでもありません。他にも「公共のトイレじゃないと運気が上がらない」とか色々な説も出回りはじめていますが、実はやり方は、「なんでトイレ掃除をすると運気が上がるのか」という理由をしっかり踏まえていれば特別問題ではないのです。

――トイレ掃除をすると、〝ウン〟がつくんでしょ。

と思いましたか?

一体このダジャレを、人生で何度聞いてきたことでしょうか。このダジャレに逃げることによって、本当にトイレ掃除で運気が上がる理由を薄れさせてしまっているような気がします。

私はダジャレに逃げず、極力論理的に、トイレ掃除でなぜ運気が上がるのかについて、5つご説明します。

トイレ掃除で運気が上がる理由その1――盤石なモチベーション管理能力が身に付く。

考えてみると「うんこを触る」ほど嫌な行動はありません。無料で、しかも特に見返りなくうんこを触る。これほどモチベーションの上がらないことは、世の中に他にありません。

しかしだからこそ、嫌だからこそ、あなたは朝一で、いきなりうんこを触るべきなのです。

だってこれから1日、仕事先などでたくさんの嫌なこと、やりたくないことが待ち構えていないでしょうか?世の中「ああ、面倒くさいなあ」ということばかりでしょう?

でもうんこより、か?

つまり朝一でトイレ掃除をすることによって、さまざまな辛い業務を実行していくモチベーションを高めるコツ、何かと面倒がる自分と折り合いをつけるコツが身に付き、サクサクと仕事を進めていくことができるのです。

トイレ掃除で運気が上がる理由その2――仕事に必要な「損して得取れ」精神が身につく。

商売において重要な考え方は「損して得を取れ」です。

しかし頭ではそれをわかっていても人間とはどうしても目先の利益に流されてしまうもの。積極的に損をするということは、いざその場に立つとなかなか難しいことです。「できれば得だけしていたいな」「気持ちいいことばかりが続いてくれ」「早くお金を稼いで安心したい」と思ってしまうのが人間。だから商売は難しい。

はっきり言って朝一のトイレ掃除は、慣れません。私は寝る部を立ち上げてから、2ヶ月くらい続けていますが、いつも朝起きた瞬間に頭の中で「今日はやらなくてもいい理由」を探し始めます。だからトイレ掃除をすることで、自然と「損」を選べる思考に切り替わります。(はじめて数分経つと本当にスイッチが切り替わる感じがあります。)

トイレ掃除で運気が上がる理由その3――おのずから部屋中がピカピカになる。

うんこさえ触れれば、無敵。

台所の油汚れや、天井の蜘蛛の巣なんてへっちゃら、うんこと言う世界一汚いものを触ったあとならば、自然と目についた汚れをサッと掃除することができるようになり、特に頑張らなくてもいつも部屋はピカピカです。

トイレ掃除で運気が上がる理由その4――家族から尊敬される。

お嫁さんに尻に敷かれていたり、子供になめられている人は是非トイレ掃除をしましょう。

なぜあなたがそのような軟弱な状態になってしまうかと本気で考えてみると、「全然うんこを触っていないから」です。逆に平然と朝からうんこを触り始めたらいかがでしょうか。周囲の人達は、「え!」と驚き、あなたに畏怖の念を抱くはず。実は「うんちを触ったら勝ち、触られたら負け」が、すべての動物の掟なのです。

トイレ掃除で運気が上がる理由その5――〝勇者〟になれる。

やはり我々がチャンスを逃してしまう一番の原因は「臆病さ」でしょう。そりゃ簡単にいいことがあるならば誰でもそれを手に入れるはずですが、なかなかどうしてそれができないのは、ビビってしまうからです。

トイレ掃除は、そんなあなたの過剰な臆病さを軽減します。

トイレ掃除は始めた瞬間は手に絶対うんちがつかないように、ビクビク、恐る恐るやっていますが、ある時点で吹っ切れる瞬間があります。うんこをどれだけ絶妙に、そして完璧に、そして効率よく取り除けるかということに気持ちが向くのです。だんだん楽しくなってくるとさえ言えます。

この「怖い→楽しい」の流れを朝一番で踏むことで、自分の臆病さというものが所詮幻覚であることを思い知らされます。「なんだ、うんちくらい」という勇者に生まれ変われるのです。

当然様々なチャンスを逃さなくなります。

まとめ

以上、今回は新年の新しい目標がいまいち決めかねているという方のために是非起きがけのトイレ掃除をおすすめし、その運気が上がる論理的理由、それからレベル別のやり方についてご紹介してきました。

ちなみに「私は仕事先で、毎日トイレ掃除をしていますが……」という人がいるかもしれませんが、それではあまり効果がないということもお分かりでしょう。お金をもらってうんこを触ってもなんにも意味がありません。

見返りなくうんこを触ってこそ、もっとも見返りがあるのです。