プラモはお好きだろうか?生きていて本当に好きなことが見つかることは案外あまりないものである。せっかくならその好きなことをもっと突き詰めて「極上の時間」にしたい。
プラモ作りでもっとも楽しいとされるのが「塗装」。エアブラシなのである。まだ体験していないならば今がその時だ。
以下で使いやすいコンプレッサー・ハンドピースを選ぶポイントと、君の手にフィットして思い通りに塗れる商品をご紹介するのである。
- なぜエアブラシを使うか
- コンプレッサーの基本
- コンプレッサーのおすすめ商品5選
- エアブラシの裏技
- ハンドピースのおすすめメーカー
- ハンドピースのおすすめ商品5選
- エアブラシ塗装に必要な周辺商品
- まとめと比較表
なぜエアブラシを使うか
筆ムラがあると「あ、所詮1/12スケールな。」とか「でかい人間が小さなものに塗ったんだな」というような印象が出てしまうものなのである。エアブラシを使えばそういったムラがなくなる、そしてムラがないことによって、見る者を縮小世界に引っ張り込む強烈な「牽引力」が宿る。
スプレー缶でもいいのではないかと思うかもしれないが、エアブラシなら自分で調色ができ、ランニングコストが1/5になる。エアブラシで1万円分塗装しようとすれば、缶スプレーなら5万かかるのである。
なによりエアブラシは気持ちいい。霧状の塗料によってほんのりとパーツが色づく様子は、どこか人間の本能をくすぐるような快感がある。
エアブラシのよいところ
・均一に美しく塗れる。
・スプレーより安く、きれいに塗れる。
・気持ちいい。
コンプレッサーの基本
エアブラシは、風力源である「コンプレッサー」と、塗料を噴出させる「ハンドピース」で構成されている。
👆手で持っているカタカナの「ケ」みたいな形状のペンが「ハンドピース(スプレーガンともいう)」、ちょっと奥にある、ホテルの部屋とかにある簡易金庫のような物体が「コンプレッサー」である。両者合体してはじめて「エアブラシ」なのである。
最近は一体型の商品もあるが、基本的にはハンドピースとコンプレッサーは別々に買うものなのである。接続ホースは大抵コンプレッサーに付属している。接続ネジのサイズも1/8(S)に(ほぼ)統一されていて、合わないということはまずないから心配しなくても大丈夫だ。
まずは風力源であるコンプレッサーから理解していこう。
効率よくコンプレッサー選びをしたいならば「圧」「レギュレーター」「水抜き」の基本知識を押さえるのがコツだ。
基本その1――圧
プラモデルの場合一番平均的に使う圧力としては0.1~0.3Mpaくらい。塗る塗料や塗る範囲などに合わせてその前後で調整していく。
パワーが大きい時小さい時のそれぞれのメリットデメリットはなんだろうか。
圧が大きいメリット
・広い部分を一気に塗れる
・ミストが細かくムラが出来にくい
・サフやウレタンなど超ドロドロ塗料もしっかり分厚く吹き付けられる
圧が大きいデメリット
・うるさめ
・値段高め
圧が小さいメリット
・コントロールしやすい
・狭い部分の塗装がしやすい
・静か
・安い
圧の小さいデメリット
・広い範囲を塗る時に莫大な労力がかかる
・ムラができやすい
・ドロドロした塗料、濃い塗料が出ない
いずれにせよ、高圧ならば低圧にはいつでもできて逆は無理なのであるからやはり圧力が高い商品の方がどちらのメリットも享受できる点で優れていることは確かだ。
👆クリアーをドロドロのまま高圧で分厚く塗ってつややかに仕上げる
基本その2――レギュレーター
実はコンプレッサー本体はただ風を送り出すだけで、風量の調節はできない。
👆そこでハンドピースとコンプレッサーの間に「レギュレーター」という装置を間に挟んで調節するのである。
👆右に回すと強くなり、左に回すと風量がセーブされる
レギュレーターがないと常に最大風量で吹き付けることになるので、レギュレーターは必要である。付属しているかはよくチェックしたい。
基本その3――水抜き機能
空気を圧縮し吹き出すとどうしても機械が汗をかく。この水がハンドピースにまで回ってしまい塗装にムラを生じさせてしまうことがある。
👆こういう状態である
👆レギュレーターの下部に水がたまる水抜き機能があれば……
👆赤子の肌である。
コンプレッサーのおすすめ商品5選
コンプレッサーの基本を押さえたところで具体的におすすめ商品を5台紹介していくのである。
コンプレッサーおすすめ商品その1――コンプレッサーの真打といえばこれだ!「タミヤ スプレーワークパワーコンプレッサー 74553」
なによりポイントは高い圧。最大0.4MPaで、吹きっぱなしでも0.2MPaは安定して出る。
レギュレーターも水抜きも完備。さらにハンドピースを乗せるとスイッチが切れるハンガーも付属しているあたりはかなり芸が細かく使い勝手が非常に良い。値段は結構するものの一生ものと考えればそれほどでもないだろう。なにしろタミヤは君を小さな頃から育てた親父。サポートなどの面倒見も完璧である。
コンプレッサーおすすめ商品その2――昔から愛され続けるロングセラー「GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサー L5」
プロモデラーも勧めるGSIクレオスの定番。L5L5L5L5……。何を見てもこのコンプレッサーが紹介されていると言ってもよいほどで、模型用コンプレッサーで一番フェイマスである。
その最大の理由はコンパクトであることと動作音。モーター式ではなく「リニア駆動フリーピストン」という方式を採用し直接電磁力で圧縮ピストンを駆動するため、モーター式特有の「ダダダダダ!」みたいな音がない。パワーは他のコンプレッサーに劣るものの、夜も使えるのはありがたい人も多かろう。
こちらもレギュレーターが付属。水抜きもばっちり行える。
コンプレッサーおすすめ商品その3――ハンドピースもセットで、とにかく安い!「ゴシェール」
ハンドピースとコンプレッサーを買うとかなりの金額になってしまうことで少し躊躇してしまう人に向けた、一体型の安い商品が最近は多いのである。一体型であるためしっかりと充電をしておけばコードレスで使用できるのも初心者に優しい。USB充電で簡単に行えるのもかなり便利。
もちろんクオリティは値段相応である。作りが甘くたまにスイッチが入らない、圧も弱い、水が噴き出る、などさまざまなストレス因子もセットで販売されている。
だがそもそもエアブラシが一体どういったことなのかさえよくわからない初心者は、まずこうした商品で練習してみるのも悪くない。「やっぱパワーがあった方がいいなあ」とか「腕疲れるな」とかこの商品で感じた不満点をバネに本格的にコンプレッサー探しをするのも、それほど悪い方法と私は思わない。
いつも人に勝利するやつは、敗北を多く経験しているやつである。
コンプレッサーおすすめ商品その4――タミヤのお手軽商品!「タミヤ レボ エアーブラシIII付」
最初に紹介したタミヤのハイエンドコンプレッサーに対してこちらはミドルエンド、エントリーと位置付けられる。
ややエア圧が弱いこと、レギュレーターがなく水抜きがしっかり行われない可能性があるなどがミドルたるゆえんだが、ハンドピースもセットになっているので、これ一つですぐにエアブラシ塗装を開始できる。エアブラシホルダーなどもついている辺りがさすがタミヤ。
あまり資金はないけど変なメーカーはいやだなあ、という人に最適。
コンプレッサーおすすめ商品その5――〝空気の倉庫〟で高圧エアーを安定供給できる!!「エアテックス APC002D」
「エアテックス」とは創業20年の大阪に本社をおくエアブラシ専門会社である。これはその20年の集大成的コンプレッサーだ。
最大0.55MPaと圧が強烈であるばかりかエアタンクが初期装備されていることがかなりのポイント。実は普通のコンプレッサーは出しっぱなし吹きっぱなしだとどうしても圧が落ちてゆくものなのだが、エアタンクがあればそうした圧の低下を抑えられる。いわば〝空気の倉庫〟。前もってここにある程度〝在庫〟を確保しておくことで、直に吹き出すよりも空気の安定した供給が可能になるわけである。
アマゾンのページでは「対象性別 :男の子」とあるけれども、必ずしも起動に際して未発達の男性器が必要になるわけでもないので、女の子や、巨根の君も大丈夫である。
エアブラシの裏技
——筆塗りだと広い面を塗るのも大変だし、ムラがやだなあ……
——でも当座の持ち合わせがない……
という人にはソフト99(←主にカー用品を製造しているメーカー)の「エアータッチ」というテクを紹介しておこう。一般に販売されているエアダスター(PCキーボードとかのホコリとかを取るやつ)に取り付けて使用することもできるのが最大のポイントである。
確かにこれはエアブラシに比べると勢いがすごくて、仕上がりが綺麗になりにくい。細かい部分も塗れない。快感もない。でもとりあえず〝平滑な塗装面〟がどんな仕上がりになるのか把握したい人や、缶スプレーを毎回買っている向きにおすすめである。それに調色した塗料をスプレーにすることもできる。
必要なものはエアータッチ本体とエアーダスター、それから塗料を入れる容器である。
👆一応メーカーとしては別売の「タッチアップペン」を使ってもらうイメージだが、別に液体であればなんでも吸い上げて霧状にしてくれる。
👆しかも普通のエアダスターに設置できる(ちなみにエアータッチはスプレーがセットになっているが、小さくてすぐになくなる)。
👆このボトルが偶然ぴったりなのである。
👆こういう具合である。風でボトル内の塗料を吸い上げながら、さらにその風でその塗料を吹き付ける、いわゆる「ベンチュリ―効果」を利用している。
👆このように養生で強引に張り付けて使えばボトルさえ必要ない(ただし使用中塗る方に意識がいき、いつの間にか傾け過ぎて容器からこぼれてしまうこともあるので注意だ)。
とにかく風圧が強い(多分0.3MPaくらいが安定して出てる)ので、ドロドロ塗料も意外と快適に吹ける。その点でエアブラシ使用者も適宜使い分けてもよいかもしれない。
逆にこの方法の難点は風量を調節できず、常時強すぎということである。また若干霧にムラが多いこと、メンテナンスが大変なことにも注意しよう。
ハンドピースのおすすめメーカー
君に最高のコンプレッサーは選べただろうか?
ここからはコンプレッサーに接続するハンドピースの話である。
しかしこちらは大変である。手への馴染み具合や、メンテナンスのしやすさ、廃業したメーカーの伝説の一品、などなどコンプレッサーよりも要素が非常に多くなって良いものを求めだすといくらでもある〝画材道具〟の世界。ちょっとした沼。初心者はまず代表的メーカーを把握し、それから商品を選んでいくのがもっとも合理的である。
ハンドピースおすすめメーカーその1――最高精度・最高級品質が世の常識をこそ塗り替えた!「アネスト岩田」
模型のみならず、工業用のエアブラシも製造販売している会社である。その精細さはトップレベルで海外の評価も非常に高い。出荷時のチェックで高い品質が担保されていることや、カップ口が広く手入れもしやすいなど、こまごました部分のクオリティは海外のエアブラッシャーも舌を巻く。
シリーズは非常にたくさんあるが、まずカスタムマイクロン、ハイライン 、HPプラス(グレード順)を押さえておこう。
ハンドピースおすすめメーカーその2――握りやすさ・使いやすさを徹底的に追求した商品群!「田宮模型社」
おなじみ二つ星のメーカーはハンドピースに関しては徹底的にプラモ制作に照準を合わせた「プラモを作る上での握りやすさ、吹きやすさ」を追及している商品が特徴である。ラインナップは、ピースの上部へ人差し指を回りこませる定番タイプと、拳銃の形状に似たトリガータイプでまず大きく2つに分かれ、そのそれぞれで細吹き(0.2mm口径)通常(0.3mm)、太吹き(0.5mm)と、太さが分かれていると考えるとよい。
とりあえず初心者は0.3mmである。
ハンドピースおすすめメーカーその3――勤勉な国民が寡黙に生みだし続ける悪魔のハンドピース「Harder&Steenbeck(ハーダーアンドスティンベック)」
エアブラシを知らないとあまり聞き馴染みのないメーカーだが、ドイツの老舗エアブラシブランド。なにより他と一線も二線も画す独特のデザインのハンドピースが揃っていることが特徴である。
👆我々の先入観をこそ根こそぎ吹き飛ばす
人気シリーズはインフィニティ、コラーニ、ハンザ。精細な細吹きができる0.2mm口径から1.2mmまで、ノズルサイズを調整できる豊富なアクセサリーにより、微細なレタッチから大面積の塗装まで幅広い用途に対応している。
ハンドピースのおすすめ商品5選
では具体的に商品を見ていこう。
ハンドピースおすすめ商品その1――世界中で愛用されている究極の一品!「アネスト岩田キャンベル HP-CH」
岩田の最も標準的なエアブラシ。世界中の人々が満足の声をあげているハイラインシリーズである。空気調整ツマミで手元でエア圧を微調整できる。広々としたカップでメンテナンスの際もとても簡単に拭き取りができるのもポイントだ。
ハンドピースおすすめ商品その2――玄人がうなるいぶしぎんのエアブラシ「GSIクレオス プロコンBOY PS289 」
GSIの定番商品で手元で調節ができる機能がついているエアブラシ。
👆外箱。
カップ容量は10ccと大きめ。少し他のエアブラシよりテールが長めのデザインである。エアブラシは吹き始めの、ボタンを押した瞬間にドバッと塗料が出てしまうようなことがあるのだが、このエアブラシは「セミイージーソフトボタン」を採用しそのような災厄を防げる設計になっている。
ノズルキャップ、エアーアジャスト、ニードルストッパーなどさまざまな調節ノズルを使って完璧な吹き味を実現するのはもはやカー・セッティングのようである。
ハンドピースおすすめ商品その3――スケールモデル制作に照準を合わせたピストル「タミヤ 74510」
タミヤのトリガータイプ。
通常のハンドピースだと、人差し指を無理やり上に持ってきているような状態なので、30分も使うと指が完全につるのである。その点このトリガー式が断然疲れにくい。しかも樹脂製グリップもとても握りやすい。何億と言うプラモ製作者のフィードバックを生かし誕生している逸品と言えるだろう。
細かな塗り分けを行うというより、車やサフなど広い面積をザーッと塗っていくのに適しているハンドピースである。
ハンドピースおすすめ商品その4――精密商品に意地を見せるドイツからの使者「ハーダー&スティンベック ハンザ381ブラック」
ハーダーアンドスティンベックの黒光が誰しもの目を引く、真鍮製のカッコよすぎなエアブラシである。
何を選ぶにしても「カッコいい」というのは重要な要素だ。人の直観はばかにできないもの。「カッコいい」と感じる時点で君の手の平との相性も良いことは間違いない。なによりそういう感覚は制作への情熱と謙虚さを生み出してくれるはずである。
ちなみにこのハンザは塗料の噴射システムが少しだけ特殊。通常のダブルアクションであるとボタンを「押す」ことでエアが出て、「引く」ことで塗料が出る。けれどもこのハンドピースは、最初にちょっと引くとエアーだけが出て、そしてもっと引くと塗料が出るようになっている。
もしかすると「メーカー、エアテックスじゃん」と思うかもしれないが、これはエアテックスが輸入販売を請け負っているという意味で、あくまで企画・製造はハーダー&スティンベックである。
ハンドピースおすすめ商品その5――スタイリッシュな軽量アルミボディと価格が魅力「ウェーブ HT481」
アニメ系のフィギュア、美少女フィギュアで有名なウェーブの、アルミ製ボディで何よりも軽いことが特徴エアブラシ。値段も手頃。また重心がしっかりと持てる位置に設計されているため、安定感もある。手と一体化した感覚で吹いていけるのは、やはりフィギュアなどの細かな塗装に最適だ。
エアブラシ塗装に必要な周辺商品
最後に、エアブラシを塗装する時に便利な備品を紹介しよう。
パーツの物干し竿「GSIクレオス GツールGT89ネコの手ステーション」
パーツを洗濯バサミのように挟んで干せる商品てある。一見するとダンボールとかで作れそうな気もするけれどもこの絶妙さ加減はなかなか作れない。
掃除には「ツールウォッシュ (特大) 1000ml」
ガイアノートのツールウォッシュ。エアブラシで問題になるのはどう掃除するかということであるが、その時溶剤を使ってもいいけれども、こうした大容量ツールウォッシュがあればバシャバシャ洗える。匂いはある。しかしそれほど不快に感じるほどでもない。
掃除には「キムワイプ」
エアブラシで塗装した後の掃除の仕方は、食器を洗うような手順とは少し違うのである。上記ツールウォッシュや溶剤をそそいで、拭き取る。再び溶剤やツールウォッシュを入れて、拭き取る。という作業を繰り返して綺麗にする。2回も行えばかなり綺麗になり、3回行えば大体完璧になる。
その拭き取りでおすすめなのがこのキムワイプだ。トイレットペーパーを使うよりも毛がつかないからである。
思う存分塗装ができる!「塗装ブースペインティングブースII 74534」
塗装で問題となるのは、ブースもある。ベランダなどで行うのもよいのであるけれどもこうした塗装ブースがあると机で作業できるのでとても便利。排気方法はホースを窓に挟んでおけば特に問題はないだろう。壁に穴を開けるほどではない。
ちなみにその点について、私はかなりしっかりと研究したことがある。以下の記事を参考にしてもらえると良いだろう。
👆塗装ブースは自分でも作れるぞ、という研究を紹介した私の記事である。
まとめと比較表
最後に商品をそれぞれ表にまとめておこう。「ハンピ」とはハンドピースの略である。
コンプレッサー表
|
74553![]() |
L5![]() |
ゴシェール![]() |
レボII![]() |
APC002D![]() |
IS-925HT![]() |
---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | 田宮 | GSI | ゴシェール | 田宮 | エアテックス | 岩田 |
特徴 | 田宮のハイエンド最高圧力。ハンガースイッチでON・OFFが楽 | 静かコンパクト。まさにプラモのためのコンプレッサ。 | 初心者向け。ハンピ付属。USB充電でコードレス | 田宮ミドルエンド。コスパがよい。ハンピ付き。 | 最高圧が大きい。エアタンクで安定供給を実現。割と安い | ハンピで紹介している世界の岩田の高圧コンプレッサ。 |
圧 | 強 | 中 | 弱 | 中 | 強 | 強 |
圧最大 (MPa) |
0.4 | 0.12 | 0.11 | 0.11 | 0.55 | 0.42 |
ハンドピース | なし | なし(セット商品もある) | あり | あり | なし | なし |
レギュ &水抜 |
あり | あり | なし | なし | あり | あり |
サイズ 幅奥高 (cm) |
24×14.5×20 | 12×16×16 | 19 x 17 x 6 | 18×9×18 | 28×13×31 | 28×16×33 |
重さ(kg) | 4.6 | 2.4 | 0.4 | 1.7 | 5 | 7.1 |
作動音量 (db) |
48 | 50 | 静 | 56 | 47 | 60 |
商品リンク |
ハンドピース表
HP-CH![]() |
PS289![]() |
74510![]() |
ハンザ 381![]() |
HT481![]() |
コラーニ 2400![]() |
HP-100C![]() |
CM-CP2![]() |
|
メーカー | 岩田 | GSI | 田宮 | Harder& Steenbeck |
ウェーブ | Harder& Steenbeck |
OLYMPOS | 岩田 |
特徴 | 風量微調整ツマミ、パッキンなど細かなパーツの品質が高い。メンテナンスも簡単 | 手元で風量の調節ができる、吹き始めの塗料を調整できる機能 | トリガータイプと樹脂製グリップで長時間作業でも疲れにくい | 真鍮製ボディ、黒塗りの渋いデザイン | アルミ製で軽量。特殊調色カップ | 工学博士による究極デザイン。このスタイリッシュなエアブラシは誰しも一度は握りたい夢 | 今はなき伝説の画材メーカーによる一品。数年後には品薄になることは必至である | 岩田最高クラス。最高の細吹きを求める君に。 |
ノズル口径 | 0.3mm | 0.3mm | 0.3mm | 0.3mm | 0.3mm | 0.4mm、変更可 | 0.3mm | 0.18mm |
カップ 分離 |
不可 | 不可 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 | 可能 |
価格 | 💰💰💰 | 💰💰 | 💰 | 💰💰 | 💰 | 💰💰💰 | 💰💰 | 💰💰💰💰💰 |
カップ 容量 |
7cc | 10cc | 7cc? | 5cc | 2ccと7ccで交換できる | 15cc | 7cc | 5cc |
野球選手 でいうと? |
イチロー | 川合 | 松井 | 落合 | 篠塚 | 王 | ベーブルース | 大谷 |
商品リンク |
多くの人は「趣味だし……」とある程度のクオリティで我慢してしまいがちである。
しかしそうしたことをケチると、結局いつまでも「あっちの方がよかったかも……」など迷ってしまうものだ。流行とか関係なく、本当にこころから「好きだ!」と思えるものに使ったお金は何かしらの形で戻ってくる。君もなんとなくでも経験があるのではないだろうか?迷う時間も意外と馬鹿にならない。ここで紹介している商品ならばエアブラシに関する悩みを一掃できる。そろそろけじめをつける時期なのである。
コロナ・ウイルスでもでかいほどの極小世界に潜む、男子のロマン。
それを毎日見つめている君は、ぜひ細部の品質が高いエアブラシを選択するべきなのである。
とりあえずコスパ的にも確実なのはGSI&田宮だ。
品質にこだわるなら田宮&岩田だ。
👇私のガンプラ記事
👇史上最強プラモ紹介記事
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