寝る部

常識にとらわれない新しい〝快眠〟を日々探求しているブログ

Web記事ってどうやって構成立てるの?「what→how→whyの順番で書く」(寝る部ライティングテクニック第5弾)

f:id:tsukarukatamade:20190705011436j:plain

どうも。

私は「25時間生活」と言って毎日就寝時刻を1時間ずつ遅らせながら生活をしている京都に住む埼玉出身のライターです。

ライターとして生活している私は、その経験を生かして4月頃から、ライティングテクニックを公開してきました。

前回は、構成の立て方の基本について説明しました。

ウェブ記事の場合「整理型」と「未整理型」の2種類が存在しているよ、という内容。

tsukarukatamade.hatenablog.com

今回はその続き。

「整理型」についてです。「整理型はどうやって構成を立てれば良いのか」を説明します。

Web記事の見出しの種類は「what」「how」「why」の3種類。

f:id:tsukarukatamade:20190705011532j:plain

「Web記事」

と一口に言っても、いくつか種類があります。「肩こり解消方法」とか、「心理的安心感とは」とか「ヒゲトリマー10選」とか「脱毛サロン徹底比較」とか。

ハウツー記事、お悩み記事、それから新しい概念系、それからレビュー記事など。それから紀行文、書評など。

しかしどれも「what見出し→how見出し→why見出し」という順番で書くとすっきりします。

まずはそれぞれの見出しがどういうものなのかをご説明します。

見出しの種類その1――what見出し

f:id:tsukarukatamade:20190705012457p:plain

whatは、基本「とは」が付くもの。

あるいは由来とか、プロフィールとか。

「心理的安心感とは」「リース契約とは」。ただ「肩凝り」の記事を書こうとしている場合、「肩凝りとは」という見出しはさすがに基本的過ぎです。つまりあまりにも理解がある場合、省略するか、最初の導入の中でサクッと説明することになります。

見出しの種類その2――how見出し

f:id:tsukarukatamade:20190705012512p:plain

howは「やり方」「コツ」が内容の見出しです。

「マインドフル瞑想のやり方」「心理的安心感を社内に広める方法」といったことになります。あるいは商品比較記事ならば、「ホームベーカリーの選び方」などですね。

あるいは「注意点」なども含まれます。「マインドフル瞑想の注意点」要はこれもやり方の説明です。

見出しの種類その3――why見出し

f:id:tsukarukatamade:20190705012524p:plain

whyは「メリット・デメリット」や「効果」のことです。たとえば「リース契約のメリット」といえば、「なぜリース契約がよいのか?」という意味ですから。他に「肩凝りにはピップエレキバンがいい理由」とか「心理学的安心感のメリット」などが「why見出し」です。

あと「比較」です。なぜこちらの商品の方が優れているか、劣っているかという比較。

どんな種類の記事でも「what→how→why」の順番で書くと綺麗。

f:id:tsukarukatamade:20190705015822j:plain

かといって、別にwhatとhowとwhyが必ず均等になければいけないというわけでもありません。記事の種類によって、配分は変わります。中心的話題が異なります。でも順番は必ず、「what→how→why」です。

では実際に、記事の種類ごとに見ていきましょう。

構成の立て方その1「新概念の説明」系――what、how、whyがそれぞれ均等

これはもちろん「~とは何か」ですから、whatが中心の記事になります。

ただし新しい概念を知りたくて検索した人も、単に「意味を知りたいだけ」ということはほとんどないでしょう。

たとえば「心理的安心感」という言葉を知ろうと思った人は、その意味をまず知りたいわけですが、「なんでそんなことをするの?」ということや、「どうやってそれを実現するの?」という話に必ずなりますし、そこがわかっていないなら意味がない。

だから言うなればwhatが中心とはいえ、「how」も「why」もwhatの付加的説明として、それなりの分量を割くことになります。

導入→What(30%)→How(30%)→Why(30%)→まとめ

という感じ。

●たとえば「心理的安心感とは」という記事ならば

導入→「心理的安心感とは。(由来など)」→「どのように実現するか、注意点」→「メリット・デメリット」→まとめ

という感じ。

●「シャドーイングとは」ならば、

導入→「シャドーイングとは」→「シャドーイングの方法」→「シャドーイングの効果」→まとめ。

という感じ。

「深田恭子について」ならば

導入→「深田恭子の基本プロフィール」→「深田恭子の作り方」→「深田恭子のメリット」→まとめ。

という感じ。

――おい、「深田恭子の作り方」ってなんだよ

と思ったかもしれません。

これは「経歴」。生まれた時からの流れで、デビューのきっかけや、起こった出来事などを並べるわけです。

 

what→how→whyの順番で、美しくまとまります。

構成の立て方その2「レビュー記事(1商品)」――why(メリデメ)中心

1商品を紹介するレビュー記事はどういう構成でしょうか。

what(レビューする商品について)→how(使い方、機能)→why(いいところ、わるいところ)と、まさしくこの順番で書くと綺麗におさまります。ただし、レビューとは要するに「なぜその商品がいいか(悪いか)」ということなので、whyをたくさん書きます。

もしかするとhowを説明している途中で、色々商品について褒めたくなったりするかもしれませんが、できるだけwhyまで我慢した方が、読みやすくなります。

構成の立て方その3「商品比較記事(複数商品)」――why(比較)中心

「10選」系、「マイベスト」系ですね。

たとえば「ホームベーカリー10選」ならばWhat(ホームベーカリーとは)→how(ホームベーカリーの選び方)→why(ホームベーカリー10選)

という順番で書きます。まず比較する商品全体のまとめを書き、それからどのような基準で選べばよいかをサクっと書きます。それからwhyとして、1個ずつ、商品の説明をたっぷりと全体の80%ぐらい書きます。

――商品の「説明」なんだからwhatじゃないの?

whatじゃありません。

比較しているのだからwhyです。つまり、単にその商品を紹介するのではなくて、あくまで残り9個と比較しなければいけません。他にはない、他よりも際だった特徴を書かなければいけません。つまり「なぜこの商品が、他の商品よりも優れているか(劣っているか)」をしっかり書いてこその比較、だからwhyなのです。

つまり逆に言えば、ライターは単にアマゾンに書かれている商品説明の丸写しやリライトではなく、そこのところをきっちり掘り下げて書くと、よい記事になるわけです。「よい記事」というか、記事として存在価値が出てくるわけです。単なる説明なら、別にアマゾンを見ればいいのですから。

構成の立て方その4「ハウツー記事」系――how中心。

これは文字通りhowが中心の記事です。

というわけで、how部分を80%にして、あと残りを決めます。

●例えば「マインドフル瞑想のやり方」という記事ならば、

導入→what(マインドフル瞑想とは)→how(マインドフル瞑想のやり方) →why(マインドフル瞑想の効果)→まとめ。

となるでしょう。楽勝。やりがちなミスは、ダラダラwhatを書くミス。ここは中心が「やり方」ですので、他はかなり少なくていい。

全体の文字数が少ないならば、導入の中に、whatをサクっと入れてしまったり、まとめの中に軽くメリットについて触れるなどで、見出しにしない方法もあります。でも、what→how→whyの順番は守ります。

●他に「1日1食ダイエット」ならば

導入→1日1食ダイエットとは→1日1食ダイエットのやり方・5つの注意点→メリット・デメリット→まとめ。

●「コンパで彼女をゲットする方法」なら

導入→コンパについて→彼女をゲットする5つの方法→その方法のメリット→まとめ

いきなりhowから入ってもいいけれども、ちょっとコンパについての説明を入れるとわかりやすくなるでしょう。

「コンパくらいわかってるよ!」と思うかもしれないけれども、コンパにも定番の3対3とか、ネットサービスを利用したものとか、実は色々種類がある。その中の、「どのコンパ」の攻略法の話をしているのかを軽く説明する。まあ導入で軽く触れるだけでもいいですが。

構成の立て方その5「お悩み解決」系――もちろんhow中心だが……。

これだけ例外。

これもどのように解決させるかというhowが中心になるわけですが、これだけは順番がwhyからになります。そしてwhatがない。

●「肩凝り」ならば

導入→肩凝りの原因→7つの肩凝り解消法→まとめ。

「睡眠不足」ならば

導入→睡眠不足の原因→解消法→まとめ

こういう感じ。

●「PCがフリーズする」ならば

導入→フリーズする原因→解消法→まとめ

やっぱりこういうのは原因から書いた方がいいですね。

●「童貞」ならば

導入→童貞の原因→解消法→まとめ

となる。

順番はこれだけwhy→howになります。

ただ言い訳をするわけでもないのですが、「お悩みの原因」とは、「お悩み」をしっかり掘り下げるという意味で「お悩み」の詳しい説明とも言える。whatとも言える。だからやっぱりwhat→how→whyの流れになっているとも言えなくもないのです。

構成の立て方その6「紀行文」系――how中心か、why中心か。

紀行文として「どんな旅をしたか」ということなら、howが中心になるでしょう。ただし私は寝る部なので、外に出ません。旅行大嫌い。なので、実はちゃんと書いたことがありません。

●「京都の神社巡り」ならば

導入→京都の神社について→実際の行程→感想→まとめ

という感じ。

でも土地の紹介なら、レビューですからwhy中心。

●「京都の北野天満宮がぜったいおすすめ!」ならば

導入→北野天満宮について→行き方など→メリット、なぜ良いか→まとめ

という風になります。

構成の立て方その7「書評」系――why中心

これはレビューです。

だから「その2」や「その3」と一緒。

なぜその本がいいのか。あるいはなぜその本が別の本より優れているか、というwhyを中心に書くわけです。ただ1冊レビューの場合は、howは原則ありません。(「本の読み方」として「1ページ目から読もう」とか書いてもしょうがない。でも「このような視点で読むと面白い」という観点でhowを入れるのもありでしょう。)

脳科学的にも、what→how→whyの順番が理解やすい。

f:id:tsukarukatamade:20190705013927j:plain

なぜこの順番だとスッキリ収まるのかというと、それは脳の仕組みによるものです。

脳は2種類の層でできています。

外側が「大脳新皮質」、内側が「大脳辺縁系」。

大脳新皮質という脳の新しい部分は、言語や分析的な思考をつかさどります。内側の大脳辺縁系は、感情の機能をつかさどります。

だから言葉で説明するWeb記事の場合、まずは分析的、言語的な説明、whatから入ると、読者もわかりやすいのです。そしてそれからやや言葉にしにくいhow、もっと言葉にしにくいwhyへと、徐々に難しい話にしていくことによって無理なく理解ができる。

たとえば結婚している男に、「あなたの妻の名前は(what)?」と聞けばすぐに答えられます。でも「どのような経緯で、結婚したのか(how)?」は、少し時間を使って考えないと答えられません。「どうして結婚したのか(why)?」は、さらに時間を使って考えないと答えられません。

まとめ――whyを最後に持って来ると締まる

f:id:tsukarukatamade:20190705014022j:plain

こんなものでしょうか。

さまざまな記事の種類はあるものの、「お悩み解決」以外は、「what→how→why」の順番で書くと、かなり綺麗に収まることがわかったかと思います。これを意識するだけで構成でいちいち頭を使わなくてもよくなりますし、グッと記事の読みやすさも上がります。

意外とやりがちなのは、ハウツー記事で、whyを前に持って来てしまうことです。「マインドフル瞑想のメリット・デメリット」→「マインドフル瞑想のやりかた」という風に。

実際のところ、どっちでも書けないことはない。

まあ「絶対この順番!」というわけでもないですし、そっちの方が書きやすいならそれでいいのかもしれませんが、でもやっぱり経験的にwhyがあとの方が〝締まる〟と思います。「よし、マインドフル瞑想やろう!」という行動を促す力がwhyにはあります。

 

ちなみに今回のこの記事(構成の立て方というハウツー記事)が「what→how(80%)→why」になっているのは気付きましたか?そして脳科学から説明した「理由」を最後に持って来ている。この部分は別にhowよりも前に書いてもいいわけですが、やや「決まる」感じ、「なるほど感」がありません?

特に私は「締め」のうまさをウリにライターしてます。私に書いてほしい方は、お気軽にご連絡ください。

tsukarukata@yahoo.co.jp

(その他ご意見・ご感想なども。タイトルに「寝る部」を付けてくれると見落としません。)

ま、それはともかく。

次のテーマはメインの部分をどう書けばよいかを説明しましょう。Web記事の場合、主にリスティング(並列)のテクニックが鍵になります。

では。