寝る部

誰よりも寝ることにストイックな男が、寝る間を惜しんで「寝る」と「あるある」を研究するブログ

初心者がハマるガンプラ!1分20秒でわかる選び方と厳選10商品

(2020年12月7日更新)

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MGとかRGとか、ガンプラのシリーズごとのちがいについて

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  1. HG(ハイグレード)――15cmくらい。小さくて、パーツ数も少なく、作りやすい。値段も安くて2000円以内。
  2. RG(リアルグレード)――15cmくらい。小さいながらパーツ数が多く、ギミックや細かな作りで非常にクオリティが高い。値段はHGより高く、2,000~5,000円くらい。
  3. MG(マスターグレード)――20cmくらいのちょうどよい大きさ。大きい分ギミックなどが豊富で、改造も行いやすい。値段は3000円~8000円程度。
  4. PG(パーフェクトグレード)――大きく30cm~35cmくらい。さらにギミックが豊富で完成度もまさにパーフェクト!値段は10000円~25000円と高い。 
シリーズ HG RG MG PG
スケール 1/144(小さい) 1/144(小さい) 1/100(中くらい) 1/60(でかい)
クオリティ 低い 高い 高い かなり高い
値段 安い 中くらい ちょっと高い かなり高い
備考 モビルスーツの種類が豊富 小さいのに、クオリティは高い ver.Kaという、さらにカッコいいガンプラもある。 ただでかいだけではなく細部はさらに細かい

 

ガンプラにハマった男が大感激した「MGシリーズ」でおすすめの5体!!

 

なんとなくでも、シリーズの違いはわかっただろうか?

続いて具体的にシリーズごとにおすすめのモビルスーツを紹介するのである。まずはちょっと大きめな「MGシリーズ」から。

 

大感激した「MGシリーズ」のおすすめその1――思わず3個買っちゃいました!「MG1/100RX-78-2ガンダムVer.3.0 」

今バンダイの技術の粋を結集した最先端ガンプラを買いたければ、これである。いや、バンダイどころか世界の工業化学の最先端と言ってもよいだろう。

このガンダムのMGシリーズのバージョン3.0はとにかくパーツ数が莫大だ。その結果できあがったものはかなり可動範囲も高く、パーツとパーツの精密感も高い。非常に精巧に作られているので、パーツのポロリの心配もない。胸の排気口の黄色い部分も一枚一枚パーツが分かれている精密さには、君も驚愕の叫びを上げるだろう。

さらに驚くのはガンダムの「手」だ。いわゆる「マニピュレーター」であるが、指のあらゆる関節が動くようになっているのである。グーもチョキもパーも思いのままなのだ。

このバージョン3.0にとても感動した私は「もっとうまく作りたい!」と立て続けに3個作ったのである。

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👆ちょっとハマり過ぎである。

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👆三体も作ると、魂が宿って動き出すこともある。

 

大感激した「MGシリーズ」のおすすめその2――私は一瞬挫折しかけました!「MG機動戦士ガンダムZZダブルゼータガンダムVer.Ka1/100」

飛行形態にも変形するギミックが施されたダブルゼータガンダム。カトキハジメ氏のデザインバージョンなので、全体のシルエットのかっこよさは目を見張るものがあるのである。

私は細かい作業に苦しい時もあり途中ひと月くらい挫折した。しかし製作再開し、できあがって立たせてみた時の感動は決して小さなものではなかったのである。

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シールは水転写式デカールだからコツをつかむまではちょっと大変である。だがコツをつかんだが最後、君は無我の境地に至るだろう。みんなが寝静まった夜中、無心でデカールを貼り続ける快感、悟りの境地、人間の奥深さを君もぜひ知るべきだ。

 

大感激した「MGシリーズ」のおすすめその3――一番二枚目なガンプラ!「MG 1/100RX-93 vガンダムVer.Ka」

こちらもかなり評価が高いバージョンカトキシリーズのニューガンダム。アクションベースも付属しているので、飾ることも簡単。シルエットがスタイリッシュで片側にだけあるフィンファンネルも高貴だし、また肩や膝周りなど各所がちょっとだけ分裂して内側の緑色の光沢が輝く「発動モード」にも変形できる。わずかな変身ながら、がらりと印象が変わるのがなんとも男心をくすぐるのである。

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慣れるまで大変な水転写式デカール、それからかなり小さなシール貼り作業などがあり、製作の難易度は高めと言えるだろう。しかし作り応えは十分で、めちゃくちゃ手先が器用になるのである。

なによりあまり人が目が行かない細部にこそ「神」が宿っているのだ、という真理を、MGニューガンダムはきっとあなたに語らずして伝えてくれることは間違いない。

 

大感激した「MGシリーズ」のおすすめその4――本当に俺たちを感動をさせてくれるガンプラ!「エアーライト フィット E119002」

――これはガンプラじゃなく、ヌーブラではないだろうか。

もしかすると君は今こう思っているのかもしれない。

なるほど。そういう見方もある。しかし間違いなのだ。なぜならこの商品は「男心をくすぐる」こと、「精巧な作りでパーツの〝ポロリ〟がない」こと、絶妙な「寄せてあげる」演出で「巨大感を演出している」こと、の3つの特徴がある。 これってまさに、ガンプラの特徴でしょ?

つまりヌーブラも正真正銘のガンプラなのである。

 

大感激した「MGシリーズ」のおすすめその5――男達のロマンの原風景だ!「MG機動戦士ガンダムサンダーボルト高機動型ザク"サイコ・ザク"Ver.Ka」

これが今のところ私が一番最近作ったガンプラである。この大ボリュームの機体を見て「あ、ぜったいほしい!」と一目惚れしてしまった。

特徴は背中のサンダーボルト。スペースシャトルが発射する時の外部燃料タンクみたいで面白い。とにかく無駄に容量が多い感じが迫力十分。アマゾンから届いた時の箱もかなりでかくてびっくりしました。そのでかさで幼少期に親にミニ四駆のサーキットを買ってもらった感動を思い出しました。

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この過剰なまでのフル装備が、われわれ男達の幸福であることは間違いないだろう。

 

ガンプラにハマった男が大感激した「RGシリーズ」でおすすめの4体!!

続いて、少し小さめながらハイクォリティなガンプラばかりのRGシリーズを紹介するのである。

 

大感激した「RGシリーズ」のおすすめその1――出来上がった時の意外さは一番のガンプラ!「RGシリーズ MSM-07S シャア専用ズゴック」

RGシリーズの、細かなパーツから組み立てられるズゴック。

細かいパーツとは言え、部品が取れてしまったりするようなことがあまりない。出来がかなりいい。私はこのズゴックは「ま、暇だし、ちょっと毛色の違ったものでも作ってみようかな」程度で買ったのだが、できあがった瞬間、「うわ、買ってよかった――っ!!」と思った。

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「俺の期待値超えた度」が一番大きいガンプラである。

 

大感激した「RGシリーズ」のおすすめその2――ラッパズボンのガンプラ!「RG 機動戦士ガンダムUC ユニコーンガンダム」

まず最初に驚いたのが「クリアパーツ」の多さだ。

普通の他のガンプラだったらランナーの一部にクリアパーツがちょこっとあるだけだがユニコーンガンダムは1枚まるまるクリアパーツでできているランナーがあるのである。

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地味なユニコーンモードから、一挙にこのクリアパーツが露出した、ド派手な発動モードに変身する。

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変形関係のガンプラは、複雑な構造な分、パーツが取れやすかったりするのだが、このユニコーンガンダムは全然部品がポロリしない。かなり細かく計算されて作られたとてつもなくクオリティーが高いガンプラと言えるだろう。

 

大感激した「RGシリーズ」のおすすめその3――骨格から組み立てていくガンプラ「RG 1/144 RX-178 ガンダムMk-II (エゥーゴ仕様)」

Mk-IIの良いところはまず骨格だけを作っていくように説明書が書かれていることである。

そのため骨格だけのガンダムがまず出来上がり、その外側に装甲パーツをはめていくという順番で作っていくことができる。

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👆中の骨格だけ完成したMk-II。そして銀色に塗った。ここに装甲パーツをはめていくわけである。

別に他のガンプラも説明書に従わなければいいんじゃないか、とも思うかもしれないが、説明書がそうなっていないと、結局あとからまた外してくっつけなければいけない箇所とかが出てきそうで、やや不安が残るのである。

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👆Mk-IIの特徴であるのヘッドホンみたいなパーツもかっこいい。

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 👆たまに魂が宿って動き出すこともあるので注意しよう。

大感激した「RGシリーズ」のおすすめその4――2019年8月発売の最新RG!「RG νガンダム 1/144スケール」

大変多くの男達から待ち望まれていたニューガンダムのRGシリーズ。

MGシリーズのニューガンダムもとてつもない人気をほこったが、それがさらに小さなサイズで販売される僥倖の日を迎えた。精密なパーツ構成で1/144スケールながらとてつもなく細く作られているし、ニューガンダムの象徴である片翼のフィンファンネルも素晴らしい。

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👆RGシリーズの中でも箱がでかい!

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👆作りごたえありそうなとんでもねえパーツ数!バンダイマジである。

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👆内骨格を金色に塗るのが楽しい。

私が特に感動したのはついに「ポリキャップ」が完全になくなったところ。2019年そういったゴム素材をわざわざ使わなくても、プラプラにもならず、それでいて自由に可動もさせられる絶妙な〝きつさ〟になるように、各パーツが成型できるようになっているのである。

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👆仮組みができたところ。かなりサクっと作れた。この時点でカッコいいのにおどろき。

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👆さあここからどう完成させるかは君次第だ。

 

ガンプラにハマった男が大感激した「PGシリーズ」でおすすめの1体!!

PGはひとつだけご紹介します。

 

大感激した「PGシリーズ」のおすすめその1――ただでかいだけじゃない!「PG 1/60 MSZ-006 ゼータガンダム」

ゼータガンダムのパーフェクトグレード。

実はこのキットは相当古く2000年に発売されているのであるが、まさかそうとは思えない素晴らしい作り込みがされている。

ゼータガンダムの最大の特徴である「変形」もスムーズにできるばかりか、付属のLED電球でカメラアイを光らせることも可能。

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まだまだ現役で売れているこちらの商品。Amazonではレビューが50近く付いて、多くの男達が口角泡を飛ばしてその魅力について語っているのである。

最近のガンダムと違うのはデカールの数が少ないことくらいか。別売りのデカールなどを使って細部まで作り込むのも楽しいだろう。

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👆値段やクオリティを考えるとPGシリーズの中で一番おすすめ商品である。

 

俺が最初にガンプラにハマった瞬間のこともちょっとだけ聞いてくれ!!

——はあ、ちょっと最近長くスマホ見ちゃってるなあ……

とは思ってはいないだろうか?

君は今日何時間スマホを見ただろうか?

だが私にはかなうまい。

私は君の倍以上見ている。ネットが大好きなのである。それどころか仕事でもライターをやってPCを見まくっている。PCゲームも大好き。毎日15時間以上デジタル映像を見ている廃人といっても過言ではないのである。

ふとガンプラをやってみたのが、そんな時だった。

なんのパーツかすら想像できないものが、説明書通りに組んでみるときちんと腕や足の形になっていく、そこに言い知れぬ快感があるのだ。

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👆これはなんだ?

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👆組み立てるうちに「体育のあとに飲む水」のような全身に気持ちよさと興奮が広がっていく。

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👆人間はビタミンやたんぱく質だけではなく〝アナログ不足〟もあるらしい。

そもそも君はどうして若い頃にあれだけ一生懸命学校で勉強したのだろうか?

君は今どうしてそんなに一生懸命働いて経験を積んでいるのであろうか?

カッコいいガンプラを作るためである。

最近は仕事でだいぶ疲れているけれども、本来君は細かい作業が好きだったはずだ。保証しよう。君なら私よりもカッコよく作れる。

 

 

全くの初心者が最低限必要なガンプラ工作道具。

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まったくガンプラを作ったことがない君は、最初にどんな道具が必要なのだろうか。

最低でも揃えたいものは「ニッパー」「デザインカッター」「ピンセット」「スミ入れ塗料」「ツヤ消しスプレー」だ。

 

初心者がガンプラを作る時に必要不可欠な道具その1――ニッパー

ニッパーは絶対に必要。ハサミで代用することはできない。部品をパーツをランナーから切り取る時に使う基本的な道具。それなりに社会経験を積んだ君なら、〝道具〟の重要性はご存じだろう。道具で収益がかなり変わることを知っているだろう。やっぱり信頼と実績のタミヤのものにしよう。

初心者がガンプラを作る時に必要不可欠な道具その2――デザインカッター

パーツを切りとった時に、少しランナーの一部がパーツに残ってしまう時に切り取るもものだ。わずかちょっとした出っ張りがあるだけでもうまくはまらなくなってしまう。このデザインカッターではみ出た出っ張りを切り取るのである。

初心者がガンプラを作る時に必要不可欠な道具その3――ピンセット

主にシールを貼る時に使う。指でシールをきれい貼ることはかなり小さいので不可能。金属製のものよりも柔らかいプラスチック製などにしたほうが、シールやデカールが傷つかずきれいに貼れるのである。

初心者がガンプラを作る時に必要不可欠な道具その4――スミ入れ塗料

ガンプラに塗装の必要はありませんが、つなぎ目部分などに黒い色を入れることだけはやりたい。

パーツとパーツの境目がくっきりして、圧倒的に見た目が良くなるのである。〝スミ入れ〟と呼ばれる作業だ。

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👆左がスミ入れしているガンプラの足。右はのっぺりしちゃってて、いまいちでしょう?

 

最初は扱いやすいペンタイプがおすすめだ。普通の文具の、この極細ペンが結構便利である。

初心者がガンプラを作る時に必要不可欠な道具その5――つや消しクリア

つや消しクリアというのは、ニスのツヤが出ない塗料のことなのである。

「そんなもの塗ってなんか意味があるの?」と最初は思うかもしれないが、ツヤ消しをすると〝おもちゃっぽく〟見えてしまうプラスチックの光沢が消え、まるでちゃんとエアブラシでカラー塗装したような一挙に落ち着いた色合いになるのである。

それから表面保護の意味もある。デカールがはがれてしまう懸念がなくなる。

まとめ

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もちろんガンプラのこだわりは無限大である。

ヤスリなどを使って微妙な成形を施したり、エアブラシを使って微妙な色合いなどを表現したりするすごい達人が世間にはたくさんいる。そういった達人の道を目指すのもとても楽しいはず。

しかしそこまでいかずとも1日1時間ガンプラ工作の時間を設ければ、スマホやインターネットに縛られた「100/1スケールの絵空事の世界」から解放される。

「本当の君」を取り戻してほしい。

 

👇黒だけで簡単にカッコよくできる塗装方法の紹介

 

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