(20.11.11更新)
- ゲームをやらない人でもゲーミングPCがおすすめな理由
- ゲーミングPCの選び方
- 「ビジネス主体だけどゲームもたまにやりたい。毎日を楽しく暮らしたい」くらいの非ガチ勢向けにちょうどほどよいゲーミングPC7選
- アマゾンおすすめゲーミングPCその1——マウスコンピューターの一番無難なタイプサポートも固い「mouse G-Tune LG-S5082SIG5ZJ
- アマゾンおすすめゲーミングPCその2——HPブランドのコスパの良い「HP 7KL57AA-AAAD」
- アマゾンおすすめゲーミングPCその3——さまざまなフィードバック活かして最近誕生した日本BTOメーカー「マイニングベース ASTROMEDA v000」
- アマゾンおすすめゲーミングPCその4——人気タイトルもしっかりできる「ASUS G15DH-R7R2060S512」
- アマゾンおすすめゲーミングPCその5——世界的ブランドの打ち出すミドルスペック「G5 5090」
- アマゾンおすすめゲーミングPCその6——圧倒的な存在感で動画視聴数をアップさせる高級ゲーミングPC「Dell ALIENWARE AURORA」
- アマゾンおすすめゲーミングPCその7——10万以内を探すなら「NLPC Ni5-S480-GF710」
- まとめ
ゲームをやらない人でもゲーミングPCがおすすめな理由
ゲームやらなくてもゲーミングPCがおすすめな理由1――映像がとてつもなくキレイ
――そもそもゲーミングPCって何が違うのか
明確な定義はない。だがゲーミングPCを最も決定づける要素はグラフィックボードというパーツがあるかないかなのである。
グラフィックボードとは映像出力のためのパーツである。本来パソコンの心臓部である「CPU」というパーツが映像を出力する機能も備えているものの、CPUに映像出力の仕事は任せずに、別パーツを使って映像を出力する分業制を敷いているパソコンである。
ゲーミングPCは「映像出力」という仕事を分業制にしているパソコンのことなのだ。
👆PC裏面。グラッフィックボードがあるところに接続端子が横にずらっと並んでいる。左上にもディスプレイポートの差込口が見えるがそれはCPUからの出力端子なので使わない。
ゲームやらなくてもゲーミングPCがおすすめな理由2――マルチディスプレイもスムーズ!
画面を広く使っている方がリサーチする時とても効率的である。結果的にできあがるものは客観性の高い、クオリティの良いものとなる。
実際私は2画面のマルチディスプレイにして、片方を筆記用にして文章を書きつつ、メインの画面の方で調べ物を壮絶に大量にこなしていて、タブを40個くらい山程開きながら調べるが、そのような時もゲーミングPCのスペックの高さがあれば無敵である。
ゲームやらなくてもゲーミングPCがおすすめな理由3――時々ゲームがしたくなってもできる!
ゲーミングPCでゲームができないなんてことはありえない。最新のゲームはやっぱり面白いし、ゲーム業界は今や世界経済を動かすほどになっていることからも「ああなるほど、こんなに今は進化しているんだな!」とよい社会勉強になるだろう。
👆『レイルウェイ・エンパイア』シミュレーションゲームも今は驚くほど面白く、きれいな映像のものがたくさん
ゲームやらなくてもゲーミングPCがおすすめな理由4――安い!
最近のゲーム人気に伴って売上げ好調の「ドスパラ」や「マウスコンピューター」などゲーミングパソコンを専門に販売しているブランドがかなり増えてきているのである。当然熾烈な価格競争が行われる戦場と化しているので、そうしたBTOメーカーの安いタイプを選べば、ビジネス向けのパソコンよりもハイスペックでありながら、安いものを手に入れることができるのである。
ゲーミングPCの選び方
大体OSはWINDOWSであり、ガッツリゲームをやらないのであれば電源供給もそれほど問題となることはない。なによりも着目すべき機能は4つである。
CPU、グラッフィックボード、メモリ、ストレージ
一つずつ見ていこう。
CPU——パソコンの脳、心臓
パソコンの心臓部である。メーカーは「インテル」と「AMD」という2つが覇権争いを繰り広げているといえるだろう。でもやはり相当なひねくれものでもなければ、定番のインテルが無難である。インテルは「Core i」というシリーズでCPUを出していて、iのあとの数字が大きいほどいいCPUという意味であり分かりやすい。
Core i3――まあまあ
Core i5――結構いい
Core i7――かなりいい
初心者の君はこの程度の理解で十分だ。
頻繁にゲームをしないであればCore i3のものでもオッケーだが、あとあとのことも考えるとやっぱりCore i5くらいのスペックがほしい。
グラフィックボード——ゲーミングPC最大の花形パーツ
既にご説明した通り、映像を出力することを専門にしているパーツである。ゲーミングPCがゲーミングPCたるゆえんといえるだろう。
こちらもゲームをするのであれば、当然ハイスペックなものを選ぶべきではあるが、特にゲーム目的でないのであればとりあえずグラフィックボードが備わっているだけでも、十分機能性は高いと言える。
基本は3グレード、右側2桁がローエンド60、ミドル70、ハイエンド80。
一番左が世代である(今は3世代まで)。
たとえばGeforce GTX-1070 なら第1世代のミドルエンド、RTX-2080なら第2世代のハイエンドである。初心者の君はこの程度の理解で十分。ただグラボは普通のPCにはないものだから、ローエンドであっても「ある」時点で性能は高い。したがって「ミドル」でかなり十分なスペックであり、ハイエンドはちょっと良過ぎである。
メモリ——保存のことではなく、同時作業可能パワーのこと
メモリとは英語で「記憶」とか「思い出」という意味だから少しややこしい。実はメモリとは「保存容量」のことではないのである。
メモリとは、同時にたくさんのウィンドウを開いて複数の作業をした時に、PCがスムーズに動くかどうかを決める要素である。同時作業の処理能力なのである。
4GB、8GB、16GB、32GBの4種類のどれかが一般的で、数字が大きいほど性能が高くなる。
最新ゲームをするなら16GB以上は必要だろう。しかし普通の使用ならば8GBでも十分。それだけあればマルチディスプレイで様々なウインドウを開きまくっていても、ストレスなく軽快に動くのである。
ストレージ——今は保存方法は「ハードディスク(HDD)」だけじゃない!
ファイルをどれだけ保存しておけるかを決める、保存容量は「ストレージ」と一般的に言うようになっている。
ストレージは、ハードディスク(HDD)という形式のみならず、SSDという保存タイプも登場してものすごいいきおいでシェアを広げているのである。
SSDの最大の特徴はスピードである。
もしもWindowsなどがSSDにインストールされていると、起動がとても速くなるのだ。この点はゲームをしない人にとっても重要である。SSDが備わっているパソコンにすればスイッチを入れてからわずか数秒で起動。本当に、蛍光灯感覚でPCが立ち上がるのである。
私もはじめてSSDのPCを使った時は驚きは少なくなかった。「なんか急いでいる」ような気さえしたのである。「ちょっとあの作業をしたい」とか、「メールをチェックしたい」というときさっとはじめられるのは最高の人生である。
「ビジネス主体だけどゲームもたまにやりたい。毎日を楽しく暮らしたい」くらいの非ガチ勢向けにちょうどほどよいゲーミングPC7選
👆『シティーズ・スカイライン』
👆『ユーロ・トラック・シミュレーター』配送を受注してこなすゲーム。仕事こそが遊びだった
パソコンを買いたいしそこそこ最新ゲームもしたいけれど、マジのを買うほどでもないパソコン販売専門メーカーのアカウントを作るほどでもないという人はAmazonがよいだろう。今ではAmazonでもマウスコンピューター、HP、Dellと言ったブランドものやBTOパソコンを購入することも可能なのである。
以下、影などまですべて超リアルな超高精細グラフィックは難しいといえども、しかしビジネス用途としては複数のプログラムを開いてサクサク作業ができ、それでいてゲームも楽しめるというPCを選定したのである。
アマゾンおすすめゲーミングPCその1——マウスコンピューターの一番無難なタイプサポートも固い「mouse G-Tune LG-S5082SIG5ZJ
「マウスコンピューター」とはBTOパソコンメーカーである。BTOというのは、build to orderと言って受注生産をするタイプ。「CPUはこれにして、グラボはこれにして」などオーダーメイドするPCのことである。ソフマップで「バーガーパソコン」などがあったことをなんとなく覚えている人もいるかもしれないが、あれを本格的に行うようになっているメーカーと捉えると良い。
ただしあまりスペックなどに細かいこだわり思っていない人は、オーダーメイドするほどでもなく、最初からある程度組み立てられたパソコンで十分なので、マウスコンピューターはそのような無難なスペックで揃えたPCも販売している。最低限ゲームのルールが分かり操作ができればいいという人も多い。そういった向きに最適なスペックである。
こちらの機能であれば、ゲームをやる場合細かな影の演出などまでしっかりと再現することは難しいものの、ゲームの迫力や操作などに止まってしまうということはまずない。サイズもコンパクトで机の下にそっと置いておくには最適。
アマゾンおすすめゲーミングPCその2——HPブランドのコスパの良い「HP 7KL57AA-AAAD」
HPはパソコンブランドの大手である。世界シェア3位のヒューレット・パッカードである。そのHPが展開しているゲーミングブランドオーメン。CPU、グラフィックボードにミドルスペックを採用している。普通のゲームであれば高いパフォーマンスでプレーをすることも十分可能。メモリも16GBあるので、カクカク止まってしまうということはない。IntelやNavidiaといったメーカーのCPUやグラボを使わないことで、高いパフォーマンスでありながら適度な値段で販売されている商品だ。
アマゾンおすすめゲーミングPCその3——さまざまなフィードバック活かして最近誕生した日本BTOメーカー「マイニングベース ASTROMEDA v000」
マイニングベースというという最近誕生した国産PCメーカーが展開しているブランドである。
特にブランドなどにこだわらず安くて良いものと求めている人にはこちら。人気タイトルもハイパフォーマンスで楽しめるスペック。パソコンのもっさい見た目を一新すべく開発しているタワーは綺麗なイルミネーションを発するということにこだわっている。七色のギラギラした光に抵抗がある人もいるかもしれないが、これは消灯することも可能である。
アマゾンおすすめゲーミングPCその4——人気タイトルもしっかりできる「ASUS G15DH-R7R2060S512」
エイスースと読む。台湾に拠点を置くパソコン周辺関連商品で老舗のブランドだ。ミドルスペックのパソコンもAmazonで手頃に手に入る時代。CPUにryzen7、グラボはRTX2060Super、SSD500GBでメモリが16GB、こちらも普通のゲームをする分には一切影響が出ないスペックを誇る。
アマゾンおすすめゲーミングPCその5——世界的ブランドの打ち出すミドルスペック「G5 5090」
世界シェア2位のDellのゲーミング向けミドルスペック。世界三大メーカーといえばLenovo、HP、Dellだが、その一つのが展開しているゲームパソコンなのである。
CPUにIntelを使っていてCore i7、グラフィックボードは2060を使っている。写真で見ると迫力がありますが、実際はコンパクトなタワーとなっているため、机の下などにもコンパクトに置いておける。
ただしこのゲーミングパソコンは前面のライトが少し眩しいという難点が。光を消すことも簡単にはできない。場合によってはLEDランプの配線を切るという手もある。その辺りに問題がないならば、ブロンド物のパソコンでコストパフォーマンスはかなり高い。
アマゾンおすすめゲーミングPCその6——圧倒的な存在感で動画視聴数をアップさせる高級ゲーミングPC「Dell ALIENWARE AURORA」
外観にとにかくこだわるならば、このDellのエイリアンウェアシリーズだ。正直なところスペックに対して値段はかなり高いと言えるものの、この近未来的なデザインは動画配信を行っている人に一つのアクセントとなることは間違いない。
どこか羽なし扇風機にも見えるこのデザインはきっと多くの人の目につくはずだ。SPECに納得できないのであれば、かなりハイエンドなタイプも販売されていて何しろメモリーが32GBあるし、グラボもミドルエンドとハイエンドの中間くらいVRゲームでも問題なし。
アマゾンおすすめゲーミングPCその7——10万以内を探すなら「NLPC Ni5-S480-GF710」
10万円以内で抑えたい人におすすめのゲーミングパソコン。10万円以内でありながらSSDが1TB搭載されているところがポイント。ちなみに「Office:WPS 2016」と記載があるが、これはマイクロソフトのOfficeとは別物であることには注意。オフィスはないものと思った方がよいだろう。グラフィックカードなどは頼りなくFPSなどをしていても運転中に地面がいきなり透明になったり、いきなり瞬間移動する可能性がある。
ただし価格は安い。それくらいで良いと考えているのであれば問題ないし普通のビジネスパソコンより高性能で、ビジネス用途などに関しては必要十分なスペックを誇っている。SSD1TBなので起動も瞬間。
まとめ
👆『ファクトリオ』3時間くらいが一瞬で過ぎ去るほど夢中になれるゲームである。
最後に表にまとめておくと比較しやすいだろう。
mouse | HP | ASTROMEDA | ASUS | Dell | Dell | NLPC | |
型番 | G-Tune LG-S5082SIG5ZJ | 7KL57AA-AAAD | v000 | G15DH-R7R2060S512 | G5 5090 | ALIENWARE AURORA | |
特徴 | マウスコンピュータのローエンドタイプ。普通にゲームを楽しむには十分。サポートの充実は注目ポイント | ミドルエンドのグラボととらえるとよい。HPブランドで、メモリストレージともに十分。価格的にも悪くない。 | 人気タイトルもハイパフォーマンスで楽しめるスペック。7色イルミネーションは消すことも可能。 | ミドルエンド。ほとんどのゲームが快適に。動画編集なども十分可能。 | コンパクトタワーですっきり設置可能なDellミドルエンド。 | ゲーミングハイエンドシリーズ。見た目にスタイリッシュなデザインは世界のゲーマーたちのあこがれ | 8万円代ならこれ。グラッフィックは頼りないが、他のPC作業は快適。 |
CPU | Core i5 | Ryzen 7 | Ryzen9 | Ryzen7 | Core i7 | Core i7 | Core i5 |
グラボ | GTX 1650 SUPER | RX 5700 | RTX 2070 SUPER | RTX 2060 SUPER | RTX 2060 | RTX 2070 SUPER | GT710 |
ストレージ SSD/HDD |
512GB/ 2TB | 256GB/ 2TB | 1TB/0 | 512GB/0 | 256GB/0 | 512GB/2TB? | 1TB/0 |
メモリ | 8GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 8GB | 8 GB |
サイズ 幅奥高さ (cm) |
45.5 11.2 34.2 |
39 16.5 43.6 |
38 20.5 39 |
42.1 18.5 49.8 |
31.1 16.9 36.7 |
43.19 22.28 48.16 |
- |
重さ(kg) | 7.9 | 10.5 | - | 11.1 | 8.43 | 20 | - |
価格 | 💰💰 | 💰💰💰 | 💰💰💰💰 | 💰💰💰 | 💰💰💰 | 💰💰💰💰💰 | 💰 |
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