寝る部

誰よりも寝ることにストイックな男が、寝る間を惜しんで「寝る」と「あるある」を研究するブログ

突然襲われる〝ストレス事故〟への対処を整理。(25時間生活第42回)

どもこんにちは。

私は「25時間生活」を続けている男です。これは「人間の体内時計は25時間だ」という説に基づき毎日就寝時間を1時間ずらすという斬新なライフスタイル。たとえば今日9時に寝たのなら翌日は10時に寝る、そしてその翌日は11時寝る、と1時間ずつずらしていくのです。

これが案外良くて、ついに現在6周目に突入しています!

このまま突っ走っていきます!

25時間生活のデメリットは、ストレスがないこと。

しかし25時間生活の難点といえば、「睡眠不足のストレスが一切ない」ということです。

――え、ストレスがないに越したことがないじゃん?

と思いましたか?

案外そうでもありません。多少ストレスがかかっている状態にしておかないと、この、承認のみならず「批判」にも溢れまくっている世界で、「はあ。」と、一気にテンションが下がってしまうみたいなヘタレ的なことになりかねないからです。

確かに批判は辛い。

私はもしかすると日本で一番批判に弱いかもしれません。

したがってそのような心ない批判に突如さらされた時、いったいこの軟弱な精神をどのようにコントロールするべきなのかということを、一旦きちんと整理しておくことが、25時間生活という素晴らしいライフスタイルには不可欠であると私は考えました。

あなたもぜひ忙しい毎日を送る参考にしてくださいね。

「ストレスを食って俺はもっと強くなる……。強くなる!」

結局のところ、「ストレスは悪い。」と考えているところに問題があるようです。

ストレスとはいいもの、むしろ実力を発揮するための手段と考えておくと、批判にさらされたときに「頑張るぞ。」という気持ちになれる。むしろそのような全開状態になった時の場合は、下手するとリラックスしている状態よりも、高い実力を発揮する場合もあります。人間とはストレスを食って、成長するのです。

ちなみにこれは私の主観ではありません。実際「トリーア社会的ストレステスト」とかいう実験があるのです。これは被験者がプレゼンテーションをするのですが、それに対して聴衆がうなずきもせず微笑みもせず同意の素振りを一切見せず、ただ冷たい無表情で見つめ続けるという実験。完全なアウェイ。「これは辛いなあ」と思います。たしかにプレゼンターたちはほとんどが、上手くプレゼンテーションができなくなり、声も小さくしどろもどろになったそうです。汗もびっしょり。

大批判にさらされても失禁せずプレゼンが出来る方法は?

しかし「体にストレス反応が起きるのは状況に対処するのに必要なエネルギーを集めるためだ、心臓がドキドキしているのはしっかりと頭に酸素を送り込むためだ。そしておまえは頑張ろうとしているのだ、ストレス・イズ・ナイス!」という風な感じに前もって「ストレスは力の源」というマインドセットを行ったプレゼンター達は、とても流ちょうに、上手くプレゼンテーションできるようになったという驚愕の実験結果が得られたのです。

ちなみに代わりに「ストレスや不安を感じたら無視してしまえ」とマインドセットしたグループと、それからプレゼンテーションの前に、テレビゲームなどでしっかりストレス発散を行うというグループでも同じ実験をしたのですが、そちらの方法はまったく効果がなし、わき汗びっしょり。よく見ると、失禁もです

「ストレスは役に立つんだ」という事実を理解しておくと、結果がよくなる。確かに「ちょっとプレッシャーがあるくらいの方が、逆にうまくいくなあ」と思ったことが、あなたもあるのではないでしょうか?

まとめ

世の中では「聞く力が大事」とか、「承認をしてあげよう」とかそういうアドバイスはよくあります。それはそれでなるほどとは思います。最近よく耳にする「自己肯定感」も、結局のところ、周囲の人の承認によりかかるような形で高めていくという結論になりがちです。

でもそのような事をいくら心がけたところで、相手があなたの思い通りの態度を示してくれるとは限らない。その場の気分で文句を言い散らすような人間は、たくさんいます。その文句に従ったら従ったで、またなにか文句を言う。文句を言うことを最初から決めつけるような形で、批判してくる。こっちの意見は一切耳を傾けない。そういう人は、たくさん存在している。(かくゆう私も、そうではないとは、必ずしも、言い切れない。)あなたがいくら法定速度を守って安全運転していようが、がんがん100キロで荒っぽくぶつかってくるやつが絶対いるのがこの世の常、だから結局そのような事故に、どのようにして対処しておくかを常に頭に入れておくことのほうが、聞く力や承認をしてあげる力よりもよっぽど大切なのではないでしょうか?

それに逆に、そういうところで踏ん張る経験を重ねると、承認してくれる人がとても大切に思えるようになると思いませんか?このブログを承認してくれるあなたという存在がいかに貴重か。

そして贅沢か。

そちらもストレスフリーな「25時間生活」を送る上で、ぜったいに忘れずにいたいものです、YO!

さあさあ、俺、6周目も一挙に駆け抜けるぜYO!

これからも応援よろしくだぜYO!

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参考文献